暁 〜小説投稿サイト〜
王道を走れば:幻想にて
プロローグ:雪化粧の修道院 ※エロ注意
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に付いた。窓からの淡い光を浴びて照りを放つうなじ。色めかしく汗を湛えた鎖骨。健康に欲情の色を仄めかせるきめ細かな掌。劣情を催したように色めき、手に僅かに余るほどの膨らみを誇る豊胸。その頂点で否応なく淫らに立つ乳首。引き締まってくびれが強調された腰。張りの良く、男の心を惹きつける臀部。すらりと伸びた足。その全てが慧卓、ただ一人のためだけにすけすけのネグリジェ越しであるが顕となっていた。
 白く潤いを帯びた肌、女性らしさを強調したその張り。当に美の女神に微笑まれた体躯である。男の欲情と女性の羨望を集めるそれは普段は地味な修道服に隠されているが、今では手触りの良いネグリジェ一枚で覆われているだけだ。そのネグリジェですらと薄く、彼女の素晴らしい体躯が透けて見えてしまうという代物。慧卓の欲情を引き出そうとするかのようで、彼の心を掴んで離さない。
 その女性、キーラは寝台に寝転がった慧卓の足元に乗りかかり、その美しい容貌を躊躇なく、全裸になって顕となった慧卓の引き締まった肉体、その下部にある彼の隆起した一物に近づけている。ちろちろと舌先を動かして亀頭の先を舐め、流れ出す先走りの汁を咥内に集め、嚥下する。其の度に彼女の心は更に熱を帯び、慧卓の心を焦らしてしく。

「今日は、うっ、随分と強くないかっ?」
「当たり前です...むふっ、んん、駄目な人を矯正して、じゅぷっ、正しく清き道へ進ませるのが、修道女の、役割ですからぁ、時には強い手段も、必要ですっ!」

 そういうなり、彼女は慧卓の股座にびんと張り詰めた陰茎を口に含んだ。咥内で圧倒的に存在感を増す男の象徴を丁寧に、真心を込めてキーラは愛撫していく。頭を上下させて亀頭を刺激すれば慧卓は恍惚とした息を漏らし、その快感を感受していく。キーラは息を吐く為に一度肉槍を口から放す。彼女の美麗な双眸と鼻の先で、固く屹立して血管を浮き立たせた一物がぴくりと揺れた。キーラが指を伸ばしそれに触ると、更なる快楽を求めて直情的となった肉槍の熱を、彼女は感じ取った。 

「ああっ、すごぃ固い...あむっ、じゅる、はあっ、んむっ」
「っっ!キーラ、上手だよ...裏筋に舌を這わせるように」
「んっ、何時もやっているでしょう?あむぅ、チロ、ちゅっ」

 甘露を味わうように彼女は舌先を一物の裏筋に這わせる。つつと這い上がる舌はカリの段差に入り込み、其処に潤いを満たした先走りの汁を舐め捕っていく。その舌技、清廉な修道女が持つものにしては罪深いまでに淫蕩に過ぎていた。そして陰茎に走る心地良さ、修道女の奉仕という倒錯的な光景を見る慧卓の心に、心地良さと征服感が広がった。

「俺達がこんな関係になってるってジョゼが知ったら、どんな顔するんだか」
「ちゅっ、ん...きっと卒倒しちゃいますね。それで悲しいやら嬉しいやらの反動で、街で罪無
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