プロローグ:雪化粧の修道院 ※エロ注意
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、自分もまた快楽の波と戦い続ける。其の時にこそ、自分は本当の絶頂に至れると思って。
二人の行為は盛んに熱を増していく。両者の口から毀れる息で、身体から発せられる熱で靄が生まれてしまうのではないか。そう錯覚してしまうほどに二人の行為は乱れ、淫らに踊っている。
「好きぃ、大好きぃ、ケイタク好きぃ!信徒よりぃぃ、神様よりもぉ、ずっと大好き!!!」
「あぁ、俺も、キーラが好きだ!大好きだ!愛している!!」
「あああっ、嬉しいよぉぉぉ、お腹もぉぉ、心の中も熱くなっちゃうぅぅ!!!」
感極まったとばかりにキーラは慧卓を抱く手の力を強め、挿入をより深めんと彼の足を蟹のように挟みこむ。互いの距離が一段と縮まり、必然的に男根の膣への挿入が深くなり、亀頭が子宮の口を割って更に中へと己を愛液に犯させる。亀頭を通じて慧卓は子宮の中の様子を垣間見た。淫猥に発熱し、精液を搾り取らんと、赤子を宿さんと悶える様を垣間見る。その激しく純粋な雌の本能を陰茎より感じ、慧卓の心の中で雄の獣性が雄叫びを上げて腰の躍動を強め、抽送の妨げを消すように更に先走りの汁を流れ出させる。体内に伝わる精子の熱さ、そして肉槍の穿ちにキーラは淫らに乱れ切り、最早叫びにも似た嬌声をあげるより他なかった。そして慧卓は精嚢の内より込み上げる熱さを感じ取る。我慢に忍耐を加えて本能を抑えてきたが、精液の奔騰はその障壁をいとも容易く打ち崩し、尿道の中をじわりじわりと捩り上っていく。それを触発するようにキーラが一段と大きな絶頂の波に身を揉まれたのか、一際高く淫靡な声を上げた。
「いくぅ、またいっちゃう!!!いひぃっ!ね、ねぇ、ケイタクぅ!!中に、中にきてええええ!!!」
「ああ、出すぞっ、いっぱい注ぐぞ!!!」
「あひぃっ、きてえええ!いっぱい来てぇぇっ!!ケイタクの熱いのきてぇ!!!」
キーラは手足にひしと力を込めて、体躯に滾る淫靡のままに慧卓を強く引き寄せた。ゼロ距離を越えて二人の肉が潰れあい、否応なく乱れきった体温を、岩清水の如く肌から生まれる汗の湿りを、早鐘を打つ心臓の音をお互いに伝え合う。それが契機となったのか、慧卓が激しい躍動の中で一段と強く子宮の奥を叩き、行為の中で最大の絶頂を迎えたキーラの膣がびくびくと痙攣して竿を締め付ける。精嚢より駆け抜けた精子の濁流が鈴口より、一度目の射精で潤った子宮の中へ溢れ出していく。陰茎の律動が僅かな間隔を置かずして起こり、其の度に濃厚で雄の本能を詰め込んだ精液が膣の中を充満し、獣の生殖行為の臭いを立ち込めさせた。
慧卓の視覚の中、キーラが顔を性の色で染め上げて息を荒げ、欲情に染まった彼女の瞳は力無く虚空を見つめている。その聴覚において、射精の勢いに震える陰茎によりびちゃびちゃと混濁した性液が混ざり合う音がし、さり気と無くお互いの心臓の鼓動が聞
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