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ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第41話 桃黒戦争決着!!どうしてこうなった?
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親が残してくれた知識に感謝した事は無いじゃろう。

 そして吾は狩りにも慣れ、飢えを味あわずに済むようになった。しかし吾は幼いとは言え、韻竜と言う規格外の存在じゃ。野生の獣は吾を恐れ、友と呼べるものは出来た試しが無かった。

 孤独は虚毒とは良く言った物じゃ。

 野生の獣は吾を恐れ、韻竜と対峙できる魔獣や幻獣からは敵として警戒され、人間は吾を売り物として欲した。(毛並みの良さが原因らしく、実際売り飛ばされたが即日逃げ出してやった。喋って獣人扱いされ、討伐対象になった事もあるが逃げ切ってやった)

 吾は話し相手を求め、さまよう様になっておった。

 そんな生活が、何百年……何千年経ったじゃろうか?

 突然吾の前に、銀色の扉が現れたのじゃ。

 その扉に感じたのは、深い共感と暖かさじゃった。そしてそれは、この扉の向こうに居る者から感じる感情じゃと気付いた。その瞬間、吾は扉に飛び込んでおった。



「今 見た夢 は……」

 私は起き上がり、ボーっとする頭をはっきりさせるよう努めた。

「私……生きている」

 そんな声が漏れてしまった。気を失う前に、自分がどれだけ無茶な事をしたか思い出すと、背筋が寒くなった。冷静では無かったとは言え、私はなんて事をしてしまったのだろう。

「ティア は……?」

 自分が無理やり契約してしまった相手は、部屋の中に居なかった。

「探して謝らないと」

 フラフラとベッドから起き出すが、身体がだるくてまともに動かせない。

「居るとすれば、ギルの所しかないわ」

 私はベッドに横になりたい衝動を抑え、ギルの部屋に歩き始めた。

−−−− SIDE カトレア END −−−−



 もふもふ感が足りない。

 おかげ様で全然眠れません。ヌコモードのティアちゃんカムバックです。(アナスタシア抱き枕でも代用可)と言うか、本当に禁断症状が出るかもしれません。……ヤバいです。

「代替え人形が冗談じゃ無く本気の話になりそうです」

 誰かに見られたら、変態扱いされそうですが背に腹は代えられません。いっそ開き直って、もふもふーで低反発な抱き枕を、本気で作るのも良いかもしれません。素材は……。

 真剣に抱き枕の製作を検討していると、部屋にキィーっとドアが開く音が響きました。そして、入って来たのは……。

「ティア? 如何したのですか?」

 人の姿を取るならノック位して欲しいです。礼儀作法を叩きこむ必要がありますね。それよりも私の言いつけを破って、ティアが私の部屋に入って来た事が驚きです。

「如何しても今直ぐしなければならない事が出来ての」

 私が不審に思っていると、ティアは危なっかしい足取りで私の所へ来てベッドへ
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