暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第40話 桃黒戦争勃発!!妹は耳年増
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ってダメダメです。それはもう、憐みを誘う程に……。或いはロリーな人なら喜ぶかもしれませんが。

「……アナスタシア」

「ん? なぁに」

 アナスタシアは、腰をクネッと動かしてウインクしました。その動き一つ一つが、妖艶から可愛いや微笑ましい等を通り越して残念感満載です。

「何か拾い食いでもしたのですか?」

 そんな声をかけてしまった私は、悪くないと思いたいです。隣でカトレアが、顔を手で抑え「あちゃ〜」と言うポーズを取りました。

「ひ 拾い食い!! 兄様!! それ如何言う事!!」

 アナスタシアの変な動きが無くなり、顔を真っ赤にして怒り始めました。「ふぅぅ〜〜〜〜!!」猫の威嚇の様なポーズをとるアナスタシアは、先程の珍妙な動きより百万倍可愛いです。

「兄様!! 酷い!! 酷い!!」

 文句を言いながら詰め寄って来たので、私は笑って誤魔化します。隣でカトレアが笑いをこらえて、プルプル震えていました。

 アナスタシアが落ち着くのを待ってから、照明を落として横になります。寝位置はいつもと変わらなかったので、相変わらず私は熱くて眠れません。

 暫く眠れずにいると、アナスタシアが私から離れごそごそと何かやり始めました。カトレアが私の手をぎゅっと握って来たので、カトレアも眠っていないようです。

 そうしている内に、アナスタシアが私に覆いかぶさって来ました。

「ア アナスタシア?」

「あれ? 兄様起きていたの?」

 それと同時に、カトレアが物凄い力で私の手を握って来ました。ハッキリ言って痛いです。

「ねぇ〜兄様」

「なんですか?」

「セックス しよう」

 私はこの瞬間。思考が完全にフリーズしました。

(我が妹は、いったい何を言っているのでしょうか?)

 それはカトレアも同様らしく、何のリアクションもありませんでした。その状況を良い事に、アナスタシアは私の顔に顔を近づけて来ます。

 フリーズ状態から復帰した私は、寸前の所でアナスタシアの凶行を防ぎました。アナスタシアの顔を押し返し、強引にアナスタシアをベッドの上に座らせます。そこでアナスタシアが全裸である事に気付き、毛布を羽織らせました。私はアナスタシアの正面に座り、立会人の様な位置にカトレアが座ります。

 ……さて、何故この様な凶行に及んだか尋問&お説教タイムです。

「アナスタシア。今自分が何をしようとしたか、分かっているのですか?」

 私は怒りを押し殺しながら、問いかけました。

「セックス」

 とてもシンプルな答えが返って来ました。

「その行為の意味を知っているのですか?」

「えっと、男の子のお股についているのを固くして、あたしのお股の穴にいれる事って聞い
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