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ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第40話 桃黒戦争勃発!!妹は耳年増
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様にうずくまりました。
「姉様!! 大丈夫!?」
慌てて駆け付けようとしたら、手で制されました。姉様はすぐにヒーリング《癒し》を使い、鼻をハンカチで拭きとりました。どうやら鼻血を出していたみたいです。
「アナスタシア。それを何処で聞いたのですか?」
あれ? ディーネ姉様の目が怖い。 如何して?
「えーと。 兄様とカトレア様が話してるのを聞いて……」
「ちっ あの馬鹿ップルが……」
何故か姉様から、とても怨念のこもった声が……。そして、「慎みを……」とか「自制を……」とか、ぶつぶつと言っています。……なんか、姉様が怖い。
「あの。姉様?」
「アナスタシア!!」
「は はい!!」
突然大きな声で呼ばれて、驚いてしまいました。
「その事は人に聞いてはいけません」
「え……でも」
「アナスタシアもいずれ知る事です。焦る必要はありません」
姉様のこんな反応は初めてです。今まで聞いた事は、丁寧に答えてくれたのに如何して?
「特に!!」
ビクッ
「男の人には絶対に聞いてはいけませんよ」
ディーネ姉様が、かつて無いほど怖いです。結局その場で、セックスの事を誰にも聞かないと約束させられました。
(情報源が無くなっちゃった)
ディーネ姉様の部屋から出たら、あたしは頭を抱えちゃいました。
「アナスタシア様 アナスタシア様」
とても小さな声で、あたしを呼ぶ声が聞こえました。その声の方を向くと、メイドがあたしに手招きをしていました。確かディーネ姉様付きのメイドで、アリアとか言う使用人だったと思います。
(そう言えば、このアリア、アリス、アミラの3人で、ディーネ姉様が三馬鹿メイドとか言って怒っていた様な……)
警戒心が先に立ちましたが、途方に暮れていたあたしは付いて行ってしまいました。
−−−− SIDE アナスタシア END −−−−
今日は珍しくアナスタシアが絡んで来ませんでした。当然カトレアの機嫌も良く、久しぶりの平和な1日を満喫していました。この分なら夜も……等と淡い期待を持ってしったのは仕方が無いと思います。
その期待が裏切られたのは、寝る前にアナスタシアが私の部屋に突入して来た時でした。
アナスタシアは、私特製の猫さんプリントの子供パジャマでは無かったのです。いわゆるネグリジェと言うスケスケのパジャマでした。……ハッキリ言って、いつもの子供パジャマの方が可愛いです。
「お兄様。寝屋を共にいたしますわ」
「「????」」
私とカトレアの頭の中に?が乱舞します。それと言うのも、物凄く似合ってないのです。本人は大人の女性を意識しているようですが、ハッキリ言
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