暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第40話 桃黒戦争勃発!!妹は耳年増
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に置いておいてください」と言ったのが不味かったのでしょうか? まあ、考えても分からない事は、考えるべきではありませんね。

注 ハルケギニアの常識では、貴族を怒らせれば待っているのは死です。ドリュアス家では、そんな事が無いと分かっていても、三馬鹿メイドは死を覚悟してしまいました。(それだけギルバートの怒りは凄まじかった)そして、最後の瞬間と思った時に響いたのが、減俸の一言(咆哮?)です。この状況では、拍子抜けするか助かった事に喜ぶかのどちらかでしょう。三馬鹿は後者でした。ちなみにこの一件で、ギルバートはシスコンとして使用人達に広く認知されました。……合掌。

 あれから、本格的にアナスタシアの意識改革に乗り出し、兄が取られるのではなく姉が増えると認識させました。アナスタシアは単純だったので、(時間をかければ)割と簡単だったと言わせて頂きます。手段については黙秘しますが……。

 カトレアとアナスタシアに、互い世話させあう事により私の負担を減らす様にしました。アナスタシアも上手くカトレアに懐いてくれたので良かったです。(ベッドの中でアナスタシアを、対カトレア用の盾に出来ますね♪)

 しかし残念な事にアナスタシアは、その日の気分で私、カトレア、ディーネの3人と一緒に寝る様になったのです。私の所に来れば、後にカトレアも来て3人(+ティア)で寝る事になります。カトレアの所に行ってくれれば、私の安眠が約束されます。しかし、ディーネの所に行かれると、ベッドの上でカトレアと2人(+ティア)になってしまいます。

 そう、好きな女とベッドの上で2人になるのです。正直に言わせてもらえば、何度理性が崩壊しかけた事か……。ティアが居なければ、絶対に手を出していると断言出来ます。

 もう手を出しても……と、思わなくもありませんが、私は意地になっていました。肉体年齢はカトレアの方が上ですが、精神年齢は私の方が圧倒的に上なのです。主導権にこだわる心算はありませんが、完璧に尻に敷かれるのだけは勘弁なのです。そして手を出した途端に、カトレアに一生頭が上がらなくなると言う確信が私にはありました。

 と言う訳で、カトレアの誘惑をティアに意識を集中する事により回避します。しかしいくら有効だからと言って、多用したのが不味かったです。カトレアがティアを、ベッドの上から排除する行動に出たのです。

 最初はティア用のベットのプレゼント攻撃から始まりました。しかし効果が無く、カトレアは次々と新しい手を打ちましたが、その全てが(ことごと)く失敗に終わったのです。途中からティアも、カトレアの意図を理解したらしく、その関係はどんどん悪化して行きました。

 そしてこうなる事は、必然だったと言えるでしょう。私の目の前で、カトレアとティアが睨み合っています。(身から出
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