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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第三十話 デスティニープラン
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延びるかもしれないよ…?それに長生きしてたらクローンの短命も何とかなるかも…」
レイ「……クレア、お前…」
クレア「行こうよ、レイ。僕達の明日を手に入れよう。」
レイ「ああ、そうだな……クレア」
クレア「何?」
レイ「勝つぞ。俺達は死ぬわけにはいかないからな」
クレア「うん!!」
レイとクレアは部屋を後にした。
メサイアに着いたシンとアレックスは議長の元に来ていた。
デュランダル「やあ…よく来てくれたね。アレックス…シンも」
アレックス「議長…」
シン「……」
デュランダル「君達のおかげでようやくここまで辿り着けた…本当に感謝しているよ…しかし、アーモリーワンでの強奪に始まってユニウスセブンの落下。そして戦闘からロゴスとの戦いまで、君達にも随分と大変な思いをさせてしまった…」
アレックス「いいえ、議長。私はただ自分が出来ること、そして望むことをしただけです」
デュランダル「そう言ってくれると嬉しいよアレックス。君達も知っていると思うが、反抗の兆しを見せた連合のアルザッヘル基地を撃ったので、それを口実に出て来たようだが…」
シン「はい…」
デュランダル「困ったものだ…我々はもう戦いたくないと言うのにね。確かにレクイエムを使った我々にも非はあるかもしれないが…。」
アレックス「…言い訳に聞こえますが仕方がないと思います。ザフトは月やレクイエムのステーションでの戦闘で疲弊していましたから…。それに壊滅した連合艦隊の調査の結果を聞くと連合は核を撃とうとしていた…。プラントを守るためには…仕方がなかったんだと思います。」
デュランダル「そうかね…」
シン「議長…」
デュランダル「ん?何かな?」
議長がシンの方を見遣る。
シンも一息ついて口を開いて言葉を紡ぎ始める。
シン「…俺は二度と戦争が起こらない世界を創りたいです。未来を守りたい…俺のように…親や大切な人を失うような子供がもう二度と生まれないように…だから……俺は戦います。最後まで!!」
デュランダル「そうか…君はどうかね?アレックス。」
アレックス「はい。私もシンと同じ思いです。二度と戦争が起こらない世界を創りたい。未来を守りたい。そのために俺は戦って来ました。これはこの場にいないナオト達も同じ気持ちです。」
デュランダル「…ならば終わらせてくれ。君達の“力”で」
アレックス、シン「「はい!!」」
強い意志を胸に秘めながらアレックスとシンは敬礼をするとこの場を後にした。
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