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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第三十話 デスティニープラン
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知恵になるだけだ。」

ミネルバは、ステーション1の防衛を命じられた。
やってくるオーブ軍の中には、あのエターナルも確認されたと言う。
ストライクフリーダムやインフィニットジャスティスもきっと現れるだろう……。

クレア「でも、オーブ全軍はダイダロス基地に向かっちゃって、ステーション1に来るのはAAとエターナルだけ?」

ハイネ「オーブ本土じゃ反政府デモとかがあると聞くし、オーブも苦しいんだろうな」

そしてしばらくしてアレックスとシンにメサイアに向かうようにと命令が言い渡される。







































デスティニーとセイバーが発進し、メサイアへ向かう。
それをナオト達は休憩室で見つめていた。

レイ「クレア」

クレア「何?」

レイに呼ばれたクレアは不思議そうにレイを見遣る。

レイ「少し話したいことがある。いいか?」

クレア「え?うん。出撃まで時間があるからいいよ。」

ルナマリア「なぁに、レイ。ひょっとして、クレアに愛の告白!?」

クレア「え、ええ!!?」

レイ「違う」

クレア「………」

あっさりと否定されたことに複雑な表情を浮かべた。



































クレア「それで…話って何?」

シンとレイの部屋に連れて来られたクレアはレイに尋ねる。

レイ「ああ、これは議長とアレックス、ナオト、シンしか知らないことなんだが…」

クレア「うん?」

レイ「…俺にはもうあまり未来がない。」

クレア「え?どういうこと?」

レイ「実は、俺はクローンなんだ……生まれながらにしてテロメアが短い」

クレア「じょ、冗談でしょ…?クローンとかテロメアが短いなんて…」

レイ「本当だ…今まで黙っていてすまなかった……」

クレア「嘘…」

レイ「おそらく俺は、議長が作る新しい世界を見届ける事は出来ないだろう」

クレア「嫌だ…聞きたくない…そんなの聞きたくない!!」

耳を塞いで頭を振るクレアにレイはクレアの肩に優しく手を置いた。

レイ「大事な話なんだ。お前に聞いて欲しい」

クレア「嫌だよ!!僕はそんな話聞きたくない!!死ぬとかそんなこと言わないでよ!!生きてよ、諦めたりなんかしないでよ!!僕は…僕はレイに生きてて欲しい!!」

レイ「クレア…」

クレア「諦めたりしないでよ…レイのオリジナルが何歳の時のクローンか知らないけど、人類の理論上の最大寿命は120歳なんだって…もっと
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