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ハイスクールD×D〜進化する勇気〜
第二十一話
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何重にも強化した魔方陣でアーシアを連れていっちゃった!』

「ちっ!匿うのも計算ずくか!」

俺はそう吐き捨ててとにかくヴァーリにこっちに来るように言ってから電話を切る。

「ディオドラの奴……俺を本気で怒らせたようだな……」

『あ、相棒……相棒の中にいる俺でさえ震えが止まらないんだが?』

おおっとすまんな、ドライグ。

「アザゼル、俺とヴァーリをあの中に入り込ませるのは可能か?」

「あ、ああ……可能だが……」

「だったら、ヴァーリが来てからでいいから俺をあのクソ坊主(ディオドラ)の所まで転移してくれ。サーゼクス、殺すけどいいよな?」

「あ、ああ……」

「「(ああ、この世で一番怒らせてはいけない奴を怒らせた……)」」

今のは二人の心の声でございますby作者

ん?何やら変なのが聞こえたが……無視だな、無視。









ヴァーリが到着し、オーディンさんの協力を得てレーティンゲームの会場に足を踏み入れた俺とヴァーリ。

「あ、あなた達!?」

「何でこんな所にいやがる!?」

神名とリアス先輩が驚いているが無視だな、無視。

「おい、三英雄の兵藤一誠だ!」

「奴を討ち取れぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

「裏切り者もいるぞ!」

「汚れた魔王の血を引く者めぇぇぇぇぇぇ!!!」

そう言って何人かの悪魔が俺たちの所までやってくるが……俺はソルブレイブを手に、ヴァーリは

『Vanishing Dragon Balance Breaker!!!!』

白龍皇の鎧(ディバイン・ディバイディング・スケイルメイル)を身に纏う。

そして一瞬の瞬きの内に……全てを終わらせた。

「「「「「ぎゃああああああああああああ!!!!!!」」」」」

付近にいる全ての敵対する悪魔達が次々と爆発、もしくはどんどん小さくされていく。

「おい、ヴァーリ。俺の考えてる事、わかるか?」

「うん、皆も同じ気持ちだったよ」

「そっか、だったら同時に言ってみようか」

「そうだね」

そして俺たちは数瞬してから

「「俺 (私)たちを怒らせた事を後悔しておけ、ディオドラ・アスタロト!」」

俺とヴァーリは同時に言ってからディオドラが、待ち構えているであろう神殿の最深部にまで全速力で向かった。

途中に邪魔をしてくる悪魔達は全て爆発させたり、斬ったりする。

ヴァーリも同様に自分に向かってくる全ての物を半減し続けている。

「アーシア、待ってろ……!」

アーシアSIDE

私、アーシア・アルジェントは捕まってしまいました。

皆さんが私を守ってくれたのですが……それでも相手もそれを考慮していたのか一杯食
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