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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十九話 天空のレクイエム
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アレックス達がブリーフィングルームを後にするとシンがルナマリアに声をかける。

ルナマリア「シン、気をつけて」

シン「ああ…でも、やっぱり駄目だよ!!クレアと一緒とはいえルナが砲のコントロールを陥とすなんて、どうやっても無理……いや、危険すぎる!!」

それでもなお、シンの心配は尽きない。
ルナマリアが間に合わずにクレアを巻き込んでレクイエムを発射されて死亡。
ルナマリアが辿り着く前に敵に発見されてクレアを巻き込んであっさり撃墜される。
ルナマリアがレクイエムに辿り着いたものの、攻撃を外してクレアを巻き込んでそのまま生き埋めに。
いくつもの面白い死に方が容易に想像できるから恐ろしい。

シン「やっぱりここはクレアにはナオトと一緒に行ってもらって…」

ルナマリア「同じ事よ。陽動で基地を討つのだって、同じくらい危険だわ。みんな一緒よ!!」

役割を代わろうとするシンをルナマリアは慌てて制した。
危険度は同じぐらいでも、パイロットの能力が全然違うのだが…。

ルナマリア「大丈夫よ、私は。信じてよ……」

シンを安心させるように微笑むルナマリア。
そうは言っても、心情的に信じてあげたいのと、それが実現可能かどうかは別問題なのだ。
ニワトリやペンギンがどう頑張っても空を飛べないのと同じように。
カナヅチがどう頑張っても泳げないように。
アレルギーを持つが故にどんなに頑張っても青魚が食べられないアレックスのように。
どうにもならないことがこの世には存在するのである。
その後作戦は開始され、結果は別次元と同じである。
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