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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十九話 天空のレクイエム
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ね!!」

アレックス「ああ、これでやっとだ……。父上、母上、ニコル、ミゲル、ラスティ…とうとうここまで来たぞ…」

ジブリールを討ったことにより戦闘は終了した。
アレックス達は束の間の休息を得るのであった。










































〜if〜

これはもしも原作通りルナマリアがシャトル撃墜に向かっていたら…。
シンがセイラン家の場所を知らず、ユウナがパニックルームを思い出さなかったら…。
偶然セイラン家の近くにルナマリアがいたら…の話…の続きです。

アレックス「ブリーフィングを始める。第二射までに月艦隊が第一中継点を落とせれば辛うじてプラントは撃たれない。だが奴等のチャージの方が早ければ艦隊諸共薙ぎ払われるぞ。トリガーを握っているのがそういう奴だということは知っているだろう」

ミネルバ単体でダイダロス基地攻略戦。
アレックス達が前線で敵を陽動している隙に、ルナマリアとクレアが砲のコントロールを陥とす。
それも二射目のチャージが完了するまでの僅かな間でという、それぞれの活躍が不可欠な難しい任務。

ステラ「うん」

クレア「全ての元凶はあいつだよ。ロゴスのロード・ジブリール!!」

決戦を前に、ジブリールへの怒りに燃えるクレア。
プラントがこうなったのも、残り話数が少ないのにグダグダなのも、全ては奴のせいだ。

ルナマリア「私がオーブで討てていれば……」

クレアとは対照的に沈んだ表情のルナマリア。
このような事態になったのも、全ては自分の責任。
あの時のミスは悔やんでも悔やみきれない。

ルナマリア「ほんの僅かな紙一重が生んだ悲劇ね……」

こっちが射撃のプロ?なら、向こうはシャトル操縦のプロ。
プロ同士による際どい攻防戦は、どちらが勝っていても全く不思議ではなかった。
一部では、実は当たっていたという説もある…と思う。

全員【………………】

ルナマリア「な、何よぅ…」

何か言いたげな表情でルナマリアを睨みつけるシン達。

レイ「何であれ、時は戻らない。そう思うなら同じ轍は踏むなということだ」

ルナマリア「分かってるわ!!」

今度同じミスを犯せばプラントは終わってしまう。
辛辣な言葉でルナマリアに警告するレイ。
手厳しい彼から彼女を庇おうとするナオトだが、何も言葉が出てこない。
いや、確かにあれは彼女が悪いけども、彼女が射撃が下手ということを知っていながら向かわせた艦長にも非があるということで。




























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