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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十八話 本物と偽物
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姫”』

ラクス『いいえ、アスラン。あなたはご存知でしょう。あなたの傍にいる方こそが偽者だと』

アレックス『ええ、彼女は“ラクス・クライン”の偽者だ。けれどあなたは、“歌姫”の偽者だと言ったんです』

ラクス『…それは、どういう』

シン『プラントの歌姫はプラントに平和と癒しの歌を響かせる存在です。彼女はプラントの歌姫なんですよ。本物の」

ラクス『っ、ですからあの方は、議長に騙された偽者の…』

アレックス『ええ、彼女は…ミーアは確かに偽者だ。“ラクス・クライン”にはどんなに頑張ってもなれない…他人がどうやっても…」

ラクス『なら…』

アレックス『だが、今まで傷ついた人々を癒したのは、紛れも無い彼女だ。』

カガリ『アスラン!!』

ラクス『アスラン、ただ私達は平和のために』

アレックス『平和のためなら何でも許されると思うなよ。これ以上は俺が許さない』

シン『プラントの歌姫は…彼女です。いい加減、俺達を馬鹿にするのは止めてもらえませんか?俺達は生半可な覚悟で戦ってきたわけじゃない』

ミーア『シン…アレックス…』

ナオトはこの回線を妨害しようとするオーブとクライン派を排除している頃だろう。
レイはこの放送を全メディアを電波ジャックしてクライン派の犯した罪と共に放映しているだろう。
プツリと、対面するように映されていたラクスの映像はそこで途切れた。

シン『あれ?モニターの故障ですかね?』

アレックス『いや、レイの演出だろう?』

モニターを確認したアレックスは笑った。
そんなレイの行動にシンも思わず笑ってしまった。

アレックス『プラント、地球に住む皆様、お騒がせしたこと、心よりお詫びします。ですが後悔はしていません。混乱していることをお察しします。2人のラクス・クライン…ですが考えて頂きたい。もう一度、彼女の言葉。先ほどの、このプラントに今いない、ラクス・クラインの言葉。そしてミーア・キャンベルという、ラクス・クラインを偽った少女のことを。確かに彼女はラクス・クラインを偽りました。しかし彼女は世界のことをひたすらに思い続けた彼女を、俺は偽者という言葉で済ませて欲しくない。そうして理解して頂けたなら、どうか。彼女を受け入れて頂きたい。』

















































デュランダル「これは凄いな、これがミネルバのエース達の実力というわけか。これは感服、完敗だ。絶対に彼らを敵に回したくはないね」

絶句している周囲を他所に議長はお得意の天然を炸裂させていた。

アレックス「議長」

デュランダ
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