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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十八話 本物と偽物
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ラクス『戦う者は悪くない、戦わない者も悪くない、悪いのは全て戦わせようとする者。死の商人ロゴス。議長のおっしゃるそれは本当でしょうか?それが真実なのでしょうか?ナチュラルでもない、コーディネーターでもない、悪いのは彼等、世界、あなたではないのだと語られる言葉の罠にどうか陥らないでください。無論私はジブリール氏を庇う者ではありません。ですがデュランダル議長を信じる者でもありません。我々はもっとよく知らねばなりません。デュランダル議長の真の目的を』
アレックス『ふざけたことを言わないで頂きたい。破滅の歌姫よ』
アーサー「ええ!?」
タリア「アレックス!?それにシンまで…」
ミーアの隣には彼女を守るように立つアレックスとシンの姿があった。
アレックス『こんにちは、プラント、地球の皆さん。俺は、アスラン・ザラです』
AAの彼らに、妨害されるという考えはなかったのだろうか?
歌姫自らの言葉を疑う者は誰もいないと思っていたのだろうか?
アレックス『プラントを守るアスラン・ザラであると、どうか民衆にはご理解頂きたい』
アーサー「ア、アスランって、艦長!!」
アレックスの正体に驚愕する事情を知らない副長。
メイリン「アレックスさん……」
ヨウラン、ヴィーノ「「………」」
副長の隣でメイリン、ヨウラン、ヴィーノが画面に映るアレックスを心配そうに見つめていた。
タリア「アレックス…あなた……」
アレックス『このようにメディアをお騒がせしたこと、心よりお詫びしましょう。ただ私は皆さんに伝えたかったのです。“真実”を』
ステラ「真実…?」
アレックス『かつて彼女は先の大戦で、地球連合軍に所属していた者に赤服を着せザフトに侵入させ、そしてフリーダムを与えた。』
ラクス『っ、えぇ、それは事実です。ですがそれは…』
アレックス『他にも。行方不明になったエターナルを、クラインの名の下、秘密裏に所持し補給してきた。プラントの財を使って…更にザフトの技術を盗用し、MSを建造していた。』
ラクス『私達には力が必要でした、それは、オーブにもプラントにも全て平和な未来のためです。私はオーブにもプラントにも平和を』
アレックス『笑わせるな、ラクス・クライン。俺達を、ザフトを舐めるのもいい加減にして頂きたい…。それにしても、そんなにあっさり認めるとは思わなかった…。あなた方の罪状を集めた資料も映像も意味がないな』
ラクス『資料?映像?』
シン『ええ、あなた方の罪を纏めた資料と映像ですよ。否定した場合の証拠を集めてたんですよ。あ、ちなみに流れてますから』
ラクス『罪などと…』
アレックス『そうやってあなたはプラントを傷つけるんだな…無自覚に…“偽者の歌
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