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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
イマジンブレイカーとは何なのか?
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「つ、疲れた。」
古城は重い足取り、重いため息をつきながら、ゆるゆる歩く。
「まあ、何と言うか、ど、どんまい?」
古城は那月ちゃんとの話の後、相当いじられ、半分涙目になりながら否定し、疲れ果てていた。
今の古城を見て世界最強の吸血鬼には見えない。普通に見ても見えないのに余計見えなくなる。まあ、古城らしいと言えば古城らしい。
「う、う、俺はホモじゃないのに、」
まだ言っている。相当ホモと言われたのがショックなのだろう。その言葉を言った瞬間、更に足取りは無茶苦茶になりどんどん覇気がなくなっていく。まるで酔っ払いの歩き方、今は慰めるべきかな、そう思い、俺は古城話しかける。
「古城、元気出せよ。俺だってそういう不幸な事を乗り越えて生きて来たんだ。」
そう上条は言うが、少し疑問に思う。
上条が持つ右腕、イマジンブレイカー
不幸の象徴、悪魔の右腕、そうは言うが俺は上条が不幸?
な所を一度も見た事が無い。逆に今の所、幸運ではないのだろうか?と古城は思う。
第四真祖と名乗る吸血鬼にこの世界に送られ、ていうか、第四真祖て俺なんだが?
ツッコミを入れながら、続ける。行き成りこの世界に送られたのに今の所、上条は元気にこの世界で生きている。
普通の人間なら違う世界に送られたら、そこら辺で野垂れ死んでいるだろう。ましてや上条の持つ力、
イマジンブレイカー、の力が本当に不幸の象徴ならもう上条は死んでいるだろう。行くあても無く、ただただ死を待ちながら、だが、実態に上条の右腕が魔法、けんじゅうを打ち消し破壊する所を俺は目撃しているが、不幸?
な所は全く、これポッチも見ていない。ましてやその逆、幸運だらけと言える。
俺は上条は見た感じ、嘘を言う奴には見えない。だが、その右腕が不幸の象徴には俺にはどうしても見えない。
が、
「オワーー!?」
上条は何故か知らないがその場で転んだ。その転びはまさに芸術、さっきの所をリプレイ出来るか?と聞きたい位の芸術
「大丈夫か?」
俺は手を上条に差し出す。どうやら道端に捨ててあった空き缶を踏み転んだのだろう。近くにあった空き缶がひしゃげ、誰が踏んだ後が残っている。
上条は手を取り叫ぶ。
「ふ、不幸だ!!」
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