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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十六話 オーブ
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ルナマリア「ルナマリア・ホーク、コアスプレンダー。行くわよ!!」

ミネルバのMS隊がオーブに向かう。
今回は二手に別れる。
シン、アレックス、レイ、クレアがオーブ国防本部の制圧。
ハイネ、ステラ、ルナマリア、ナオトが宇宙港の制圧に向かう。

シン「うおおおおおお!!!!」

シンのデスティニーがアロンダイトを構えて突撃する。

アレックス「シン…」

アレックスのセイバーもデスティニーを援護すべく、敵MS隊に突っ込んでいく。

クレア「レイ、気づいた?」

レイ「ああ…」

敵機を墜としていたクレアがレイに尋ねる。
レイは予想外の敵の脆さに色んな意味で驚いていた。
オーブ軍はかなり高い軍事力を誇り、練度が高い連中が多いはずなのに、何故か物凄く脆い……。

クレア「一体何なの?弱すぎにも程ってものがあるでしょ?これならクレタで戦った時の方が強かったよ…」

クレアも呟く。
全くもって同感だ。
ここまで来ると何かの罠ではないかと感じてしまう。
もしくは指揮官がどうしようもない余程の無能のどちらかだが……。




































一方司令部では、ユウナがザフトが侵攻してきたことに慌てていた。

ユウナ「ああー、もう〜!!どうしてこうなるんだ!?彼はいないと回答したのに何で奴等は撃ってくるの!?」

トダカ「嘘だと知ってるからですよ!!政府は何故、あんな馬鹿げた回答をしたのですか!!」

ユウナ「えっ!?だって昔、アークエンジェルの時は……」

トダカ「あの頃とは、政府も状況も違います!!」

ユウナ「ああもう!う、うるさいっ!!とにかくこっちも防衛体制を取るんだよ!!護衛艦軍出動!!迎撃開始!!MS隊発進!!奴等の侵攻を許すな!!」

政治に関しては優秀でも軍事に関してとことん無能なユウナであった。







































ヘルベルト「ふぅ、やはり鬱陶しいな、地球の重力は」

激動する戦場に新たな混乱の火種が。
突如、出現した降下ポッドから現れたのは、所属すら分からない3機の新型MS。

ヒルダ「何言ってんだ。ほら行くよ野郎共!!」

マーズ「おう!!」

ヒルダ「ラクス様のために!!」

ドム・トルーパーがザフトのMS隊に突っ込んでいく。









































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