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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十六話 オーブ
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スティニーに向けて投げる。

シン「!?」

シンはアレックスの行動に目を見開くがビームシールドを展開し、それを弾いた。
だが、セイバーはすぐ目の前にいた。
連結していたビームサーベルを2本に戻し、デスティニーに向けて振り下ろす。
シンは咄嗟にパルマ・フィオキーナで受け止めるが、耐え切れずに両腕が爆散。
セイバーの回し蹴りを胴体に受けたことでシミュレーションは終了した。

シン「畜生…また負けた…」

アレックス「いや、こっちも危なかった。まだデスティニーの動きがぎこちないな。OSを改良してみたらどうだ?」

シン「ん…そうですね…」

シンはアレックスの言う通りにOSの改良を始めた。

クレア「オーブからの回答が来るよって…シン、何してるの?」

シン「見れば分かるだろ?OSの改良だ。今のOSじゃあデスティニーの機体性能をフルに発揮出来ないからな」

クレア「デスティニーの微調整はまだ終わってないの?」

シン「まあ…な…」

クレア「とにかく、オーブ回答が来るから早く来てね」






































既にオーブ近海をザフト艦隊が包囲。
回答次第では一気に戦闘に突入するこの状況で、オーブが出す回答とは果たして…。

ユウナ『貴艦らが引渡しを求めるロード・ジブリールなる人物は、我が国には存在しない。またこのような武力を持っての恫喝は、一主権国家としての我が国の尊厳を著しく侵害する行為として大変遺憾に思う。』

シン「はあ…!?」

ユウナ『よって直ちに軍を引かれることを要求する』

アレックス「ユウナ…!!何故あんな回答を…!!あれじゃあオーブを攻撃してくれと言っているようなものだぞ!!」

ユウナの回答に怒りを露にするアレックス。
今のオーブには別に愛着など無いが、オーブの国民達が犠牲になることに怒りが込み上げる。

レイ「…やはりどうにもならないか」

ルナマリア「オーブと戦うことになるわね…」

シン「くそ!!奴らにとって国民なんてどうでもいいってのかよ!!」

怒りを露にするシン。

アレックス「……」

ナオト「オーブはユニウスセブンのことがあるまでは友好国として親しくしてきたけど…」

ハイネ「こんな茶番に付き合えるはずもないしな」

ミネルバのパイロット達は更衣室に向かう。
かつての友好国に戸惑う者も少なくはなかった。













































ブリーフィ
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