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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十五話 ヘブンズベース陥落
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先に失礼します」
タリア「ええ、ご苦労様。FAITH就任、おめでとうシン」
シン「はい!!」
アレックス「艦長も言っていたが、FAITH就任おめでとうシン。」
ナオト「これからは本当の意味で対等だね」
シン「はい」
アレックスやナオトと並びながら歩き、シンの胸元でFAITHのバッジを煌めく。
シンは誇らしげにFAITHのバッジを見つめていた。
議長達も部屋から出てきた。
そこに、ザフトの兵士がやって来る。
「議長」
デュランダル「何だ?」
「ロード・ジブリールの所在が分かりました」
ナオト「え?」
シン達は議長達の会話に聞き耳を立てた。
「カーペンタリア情報部からの報告です」
デュランダル「カーペンタリアから?で、彼はどこに?」
「…オーブです」
シン「ええ!?」
ジブリールの所在が意外にもオーブであった。
それを聞いたシン達は驚愕するのであった。
〜if〜
これはもし、ルナマリアとアーサーが自意識過剰だったならの話です。
「ヘブンズベース戦での功績を称え、シン・アスカにネビュラ勲章を授与するものとする。おめでとう。2つめだな。いや全く素晴らしい」
シン「ありがとうございます」
今回のヘブンズベース攻略に大活躍したシン。
かつてオーブの代表に罵声を浴びせていたあの問題児は今や名実共にザフトのエースとして成長しました。
デュランダル「それからこれを……」
アーサー「(キタキタキター!!)」
ルナマリア「(私がFAITHになるのね…)」
議長が取り出したのはフェイスのバッジ。
受賞されるのは誰なのか?
既にFAITHであるアレックス、ナオト、ハイネ、艦長を除き自らの授章を確信してビシッと表情を作るアーサー。
副官としてナイスリアクションを連発中の自分に違いない。
いやいや自分に違いないとルナマリア。
ミネルバの女性パイロットとして活躍する自分が授章すれば、きっと多くの女性パイロットたちの励みになるはず。
それならルナマリアの何倍も成果を上げているクレアの方に可能性がありそうだが。
デュランダル「シン・アスカに」
アーサー「ええっ!?」
ルナマリア「はあっ!?」
シン「これはFAITHの…議長……」
デュランダル「不服かね?」
シン「あ、いえそんな…そんなことはありません。けれど、本当に自分がもらってしまっていいものかと……」
デュランダル「これは我々が君の力を頼みとしている、ということの
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