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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十四話 新たな力
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君にしかね」

レイ「ギル…分かりました。レイ・ザ・バレル、レジェンドを受領します。」

デュランダル「うむ…セイバー、デスティニーインパルス、ストライクの改良も予定されていてね。セイバー、デスティニーインパルス、ストライクに最新型エンジンを搭載し、この3機の最新鋭機に迫る性能を予定しているらしい。昨夜から技術スタッフが大慌てで動いているよ」

クレア「そ、そうですか…」

デュランダル「君達に新しい機体を与えるが、もちろん、君達ばかりに戦わせるつもりはない。ベルリンの1件でようやく私にも決心が付いたよ、私はロゴスの存在を公表して、彼らと正面から戦うことを決意したよ。これは君達がフリーダムを討ち取った姿に勇気をもらったからでもある。これから世界に向けてそのための演説をすることになっている。是非、聞いて欲しい」

ナオト「分かりました、ありがとうございます」

アレックス「あの…」

デュランダル「ん?何かな?」

アレックス「この戦争が終わったら…議長はどのようにするおつもりなのですか?ロゴスを討てば確かにしばらくは平和になるでしょう。しかし、それでは…」

デュランダル「君の言いたいことは分かっているよ。いくらロゴスを討ったとしても、時間が経てば世界はまた新たなロゴスを生むだろう。」

レイ「…そうかもしれません。人の無知と欲望がロゴスを生み出したといっても過言ではないのですから」

デュランダル「もっと我々は人の命の大切さを考えるべきなのだよ。人命を極端に重く考えるのもよくないが、今のように軽く考えすぎるのもおかしい。勝つためならば、何人殺してもいいなどとあってはならないのだからね。」

ハイネ「はい。しかし議長、我々は軍人です」

デュランダル「そうだね、軍人である君達にする話ではないかもしれないが、戦争を起こした責任は、我々政治家にある。だから政治家が平和のための努力をするべきだ。その上で、私は人命を重くさせるためのプランを考えている」

シン「プランでありますか?」

デュランダル「うむ。例えば、人の命は尊い。人を殺してはいけない。そういう風に教育するだけでは、人の命の重さは本当に分からない。理由がないからね。ならば人を殺さない、理由があればいい」

ハイネ「理由…ですか?」

デュランダル「うむ。簡単に言えば、ナチュラルとコーディネーターが互いに支えあえばいいのだよ。例えばナチュラルに出来ないことをコーディネーターがやり、コーディネーターに出来ないことをナチュラルがやる。そうすれば、お互いが殺しあうことは、お互いにとって不利益になる。そうすればそこに、人の命を奪い合うことの無意味さが発生する。そういう利益に支えられることで、人は本当に命の大切さが分かるのだと、私は思う」


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