つばめ 〜最悪と災難
[8]前話 前書き [1]後書き
嘘っ!これが僕の今日の始まりの言葉だった。
昨日の夜に倒れてからずっと見ていたらしく
起きたら、体がベトベトになっていた。
しかも、体の感覚がおかしく、
風呂場に行くまで何度も転びかけた。
だけど、力が入らないからだと思っていたが、違った。
違和感を覚えたのは、体の各所が変化していたからだ。
「嘘っ!なんで!?」
僕は混乱していた。自分の体が性転換している上に、
兆候もあったからだ。「あんの奴。」
一番嫌なことがあった、それは家族に、嫌、
葵ちゃんと風呂場で会って、
あっちは裸、こっちは半裸だったからだ。
しかも、葵ちゃんは、一緒に入ろう
なんて言ってくるし、しかも、問答無用で
入らされ髪や、体を洗われた。
正直言って、もう嫌だ……。
だが、不幸はまだ続く。
お母さんにいつの間にか学校の入学手続き
をされていたし、しかも、女物の服で今の僕には
反論ができなかったし………
服も、何時もの格好でいいやと思って着替えていたら、
葵ちゃんに乱入され、ワンピースを着せられた。
そして、街に連行され、お母さんと一緒になって
僕の服を買っているし、
夜にも乱入され、同じように洗われた。
聞くと、曰くつばめちゃんって風呂場だと、
おとなしいし、照れててかわいいの!
だそうだ。
僕、そんなに女っぽいかなぁ?
と思うし、今日は、災厄の日だったと思う。
つばめsideend
[8]前話 前書き [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ