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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十三話 破壊の化身
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よ…ずっと一緒…」
スティング「ステラ…?」
その名前に聞き覚えがあるような感じがしたスティングは戸惑いの表情を浮かべる。
そして再度ガイアを見るとあの時、初搭乗で性能の全てを引き出せていなかったとは言え、自分達3人は敗北して…。
あの時?
あの時は自分だけのはず。
ネオは艦に残っていた。
しかし、あの時自分は確かに撤退して、ガイアはプラントに残ったんだ。
ガイアが墜とされたから自分は撤退出来た…。
スティング「う…ぐっ…うわぁ゙あぁああーーー!!!!」
頭が割れる様に痛い。
そして徐々に思い出していく記憶。
そして思い出す。
ドジで泣き虫で危なっかしいあいつを。
そして口が悪く生意気なあいつも。
ステラ「スティング!!」
スティング「ス、テラ…生きていたのか……?」
頭痛が収まり、ステラの名前を言うスティング。
ステラ「うん!!アウルも生きてる!!一緒!!」
スティング「アウルも…?」
ロドニアに向かって帰ってこなかったアウルも生きている。
ステラ「ステラ、シンやみんなから明日をもらったの…アウルも…」
スティング「明日を…?」
ステラ「うん。だから一緒に…行こう?スティング。」
スティング「………」
ステラの言葉にスティングは苦笑してしまう。
久しぶりに見た“死”に怯えていた妹分がいつの間にかこんなにも強くなっていたことに。
そして彼女を人として扱ってくれたミネルバのクルー。
向こうには自由と明日がある。
それを見たら…自分も自由と明日が欲しくなってしまったではないか…。
諦めていた自由と明日を。
スティング「…ああ」
ステラ「スティング!!」
頷いたスティングにステラは嬉しそうに破顔した。
シン達も説得が成功したことに安堵する。
しかし、そこでデストロイに異変が起こる。
スティング「何…!?」
デストロイのスーパースキュラにエネルギーが回されていく。
急いでエネルギーをカットしようとするが…。
スティング「な!?発射停止不能だと!?逃げろステラ!!早くしろ!!」
このままではガイアを墜としてしまう。
それだけは防ごうと声を張り上げた。
ステラ「え…?」
キラ「死にたいのか!!」
目を見開くステラにフリーダムはビームサーベルをデストロイのスーパースキュラの砲門に突き立てた。
砲門を破壊されエネルギーは行き場を失い、デストロイは大爆発を起こす。
ステラ「スティングーーーーーッ!!!!」
シン「ぐっ!!」
咄嗟にガイアを庇ったためにガイアは無事だったが、インパルスがダメージを受ける。
キラ「仕方ないよね、ああするしかなかったんだ…」
デストロ
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