緊急速報、緊急速報。
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朝 5時30分に起床する。
すぐに制服に着替える。
下の階に向かい、すでに起きている両親に挨拶する。
いつもと変わらない朝。
いつもと同じはずなのに・・・なにか・・・
丁度そのときだった。テレビがやけに慌ただしい。
焦りながら必死に内容を読みあげるニュースキャスターの声に耳をかたむける。
_________緊急速報です。7月31日、今日、世界が終わります。
平凡な日常からはありえないようなその言葉。
私は冷静だった。怖いくらいに。
別に世界がどうなろうとどうでもよかった。
できれば早く、今すぐにでも滅びればいいと思う。
「こんな辛いだけの日常・・・」
私は学校に行く支度を始めた。
早く終わればいいのに・・・。
7時30分、私は学校に向かう。今日、学校が休みになったことをしりながらも。
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