暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十二話 叱責
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
め寄られると“止めてよね”と逆ギレ。そして飛び出した、コズミック・イラ史上に残るあの極悪台詞。彼の台詞は友人の眼鏡を涙で濡らした。原作どころかOPやED、この作品にすら登場しない眼鏡だが、彼はきっと婚約者の遺影を見るたびに思うのだろう。キラがいなければ今頃は……と、この先ずっと』

ハイネ「(酷え…ボロクソじゃねえか…)」

シン「(そんなことすれば恨まれるよな普通…というか地味な主人公って俺のことか?)」

レイ「(眼鏡とは一体?誰だか知らんが哀れだ…)」

ルナマリア「(というか議長、ちょっと台詞が危ないですよ?)」

ステラ「(眼鏡って誰?)」

クレア「(会ったことないけど何か凄い同情出来るんだけど)」

アレックス「(キラ…お前という奴はラクスだけでは飽きたらず…というかギル…何故あなたがサイ・アーガイルを…?)」

ナオト「(誰だか知らないけどその眼鏡君可哀相…)」

ボロクソに言われている眼鏡ことキラの友人、サイ・アーガイルにシン達は思わず同情した。






































デュランダル『とにかく、新しい機体については一考するとしよう。向こうの被害もただならぬものだろうし、しばらく戦闘は無いだろう。ゆっくり休み給え』

全員【はい!!】

全員が敬礼した頃には時間は30分を経過しようとしていた。
艦長が通信を切る準備をしようとすると…。

デュランダル『艦長、君も本当によくやった。ご苦労様。』

そう艦長に微笑む議長の顔が映し出され、向こう側から回線は切られた。
しばらく部屋に沈黙が流れる。
しばらくして、艦長は端末に目を落としながら言った。

タリア「議長が仰られた通り、パイロットは全員これより休暇、休養とします。解散!!」

そう言うと艦長はミーティングルームから出ていった。

クレア「シン」

シン「ん?」

クレア「ごめん!!」

ミーティングルームを出ようとしたシンにクレアが駆け寄ると謝罪と同時に頭を下げた。

シン「は?」

クレア「命令無視して、挙げ句にフリーダムに挑んで迷惑かけて…」

シン「そのことかよ。反省してるんだろ?」

クレア「う、うん…」

シン「ならいいさ。反省してるなら次の戦闘で挽回して見せろよ、お前はデスティニーインパルスを託された優秀なパイロットなんだからな」

クレアに向かって笑いながらそう言うと、シンはクレアに背を向け、ミーティングルームを後にしようとする。

クレア「えっ!?」

優秀なパイロットと言われたクレアは驚き半分、嬉しさ半分といった様子だった。


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ