暁 〜小説投稿サイト〜
地球最後の日には・・・
緊急速報です。

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もう何年も見てきた朝のニュース。


その音は初めて聞いた様なきがする。


テレビの中のニュースキャスターはひどく焦っていた。

なんでも今日で世界が終わるのだとかなんとか。


とうとうニュースキャスターは泣き出した。


ベテランのニュースキャスターに変わり、目には涙をため必死に伝えられた内容を読み上げた。


今日はニュースが終わる時間になってもニュースが終わることはなかった。


地球が滅びるとか、そんなことを繰り返していた。


チャンネルを変えても地球が終わるとか・・・そんな話題で持ち切りだった。


突然そんな地球が終わるとかいわれても実感わかない。


とりあえず僕は椅子に座った。


頭が真っ白になっていく。

何も考えられない。

いや、考えたくない。



そして最後にニュースから聞こえたのは「今日、あなたは何をしますか?」というニュースキャスターの全国民へのメッセージだった。



__________さて、今日は何をしよう・・・。












僕はそんなことを考えながら学校に行く支度をした。

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