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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十一話 譲れない想い
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故君にはカガリの気持ちが分からない!!なのにこの戦闘もこの犠牲も仕方がないことだって、全てオーブとカガリのせいだって、そう言って君は討つのか!!今カガリが守ろうとしているものを!!」

シン「アスハが泣いてる?みんな泣いてるんだよ!!アレックスもナオトもステラも…みんなみんな泣いてる…辛いのを必死に耐えてるんだ!!アスハだけが辛いわけじゃない!!」

キラの言葉を切り捨てるシン。

キラ「なら僕は君を討つ!!」

シン「あんたは俺が討つ!!」

フリーダムとインパルスが再びぶつかり合う。
キラは思った。
このインパルスの攻撃は手加減出来ない。
自分はまだ死ねない。
キラは無意識にインパルスの胴体を狙った。

シン「っ!!」

ふいに、シンを取り巻く世界が遅くなる。
フリーダムのまだほんの僅かな動き。
だが……。

シン「見える!!」

“種”が割れる。
咄嗟にインパルスの下半身を切り離す。
重量が軽くなったインパルスの上半身はフリーダムのビームサーベルを下にかわし、フリーダムの両腕を切り裂いた。

キラ「あ……?」

キラは呆然とした。
信じられなかった。
フリーダムが。
自分が負ける事など。

ステラ「シン!!」

ガイアが追撃とばかりにフリーダムにライフルを放つ。
フリーダムはそれをかわしながら撤退した。
いつの間にかAAもいなくなっていた。

クレア「っ………」

シン「………」

無言のクレアをシンは冷たく見つめていた。
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