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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十一話 譲れない想い
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ャージを要請し、補給を終わらせる。
一瞬だけ無防備になるとはいえ、そもそも補給時は隙を曝させることになる以上、リスクが多少上がっても一瞬で補給できるデュートリオンビームは非常に便利な代物なのは変わりない。

シン「クレア!!ミネルバの後方からミサイルが来る!!迎撃を!!」

クレア「分かってる!!」

デスティニーインパルスのテレスコピックバレル延伸式ビーム砲塔をミサイルに向けるが、迎撃される前に上空からのビームに貫かれた。

クレア「え!?」

ナオト「奴が来た!!」

ステラ「フリーダム…」

カガリ『オーブ軍!ただちに戦闘を停止して軍を退け!!オーブはこんな戦いをしてはいけない!!これでは何も守れはしない!!地球軍の言いなりになるな!オーブの理念を思い出せ!!それなくして何のための軍か!あの艦を討つ理由がオーブのどこにある!!討ってはならない!!自身の敵ではないものをオーブは討ってはならない!!』

アレックス「カガリ…そんなことをしても無意味だというのがまだ分からないのか!!?」

ナオト「アレックス…」

クレア「フリーダム…!!」

クレアの手に力が入る。
父を殺した悪魔が今、目の前にいる。
フリーダムの姿を認識したシンは急いでクレアに視線を向ける。
クレアがフリーダムに憎しみを抱いているのは知っている。
クレアの父はヤキン戦でフリーダムに四肢と武装等を破壊され宇宙空間を漂い、酸欠で死んだのだ。
父親の仇であるフリーダムがいるということは…。

クレア「フリーダムッ!!!!」

デスティニーインパルスが翼を開き、凄まじい機動でフリーダムに向かう。

シン「っ、あの馬鹿!!」

フリーダムと曲がりなりにも戦った自分はフリーダムとそのパイロットの強さが分かる。
クレアとデスティニーインパルスも強いが、分が悪い。
デスティニーインパルスの性能はフリーダムを凌駕するが、燃費が悪すぎるために長期戦になれば負ける。

シン「っ、たく。世話が焼ける!!」

シンはインパルスのバーニアを吹かしてデスティニーインパルスの援護に向かう。

クレア「フリーダム!!父さんの仇!!」

キラ「え?仇……?」

クレアの言葉にキラは目を見開く。
棒立ちになるフリーダムにエクスカリバーを振り下ろすが、フリーダムは瞬時にビームサーベルを抜き、両腕を切り裂いた。

クレア「なっ!?この!!」

デスティニーインパルスの背部のビーム砲が放たれるがフリーダムには当たらない。

クレア「そんな!?」

キラ「お願いだから僕の邪魔をしないで」

クレア「…っ!!」

完全に舐められている。
クレアはそのことに歯ぎしりする。
あんなに訓練して、デスティニーインパルス
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