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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十一話 譲れない想い
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シン「だからって命令違反をするな!!俺の言うことを聞け!!」
クレア「何さ!!FAITHの2人に気に入られてるからって調子に乗っちゃって!!」
シン「何だと!?」
クレア「こんな奴ら、僕が全滅させてやる!!」
シン「あ、おい!!」
デスティニーインパルスは翼を広げ、一気に敵MS隊に突っ込んでいく。
アレックス「待て!!クレア!!」
シン達もデスティニーインパルスの援護をするために前に出る。
デスティニーインパルスは非常に燃費が悪い機体だ。
このまま放置していてはエネルギー切れを起こして撃墜される可能性が高い。
シン「あいつ…」
ステラ「クレア…シン嫌い?」
レイ「元々あいつらは犬猿の仲だからな。顔を合わせるだけで喧嘩することも多々あった。そんなシンがFAITHであるアレックスやナオトに認められ、指揮を任されたことに嫉妬しているのだろう。それよりシン」
シン「ん?」
ルナマリア「何か敵の動きが変よ?積極的に攻撃してこないというか…」
シン「何!?」
ルナマリアの言葉にシンは敵MS隊を見遣る。
シン「(確かに…撃って来ない。こっちが出れば退く…一定の距離を…)ん?敵機の中にムラサメがいない!?まさか!!?」
背後を見遣ればミネルバから遠く離されていた。
シン「しまった!!前の敵は囮か…MS隊全機転進!!ミネルバへ戻れ!!」
ナオト「罠!?」
クレア「え!?」
MS隊は直ぐさま転進し、ミネルバに向かう。
シン「(くそっ!!俺は何をしてるんだ!!こんな子供騙しの作戦に引っ掛かるなんて…こうなるなら強引にでも連れて戻ればよかった…!!)畜生!!」
ナオト「シン!!ミサイルが!!」
敵MS隊からミサイルが放たれる。
シン「くそ!!」
シンはライフルを向け、ミサイルを迎撃する。
敵MS隊がシン達を戻らせないように攻撃を仕掛ける。
クレア「この…っ、次から次へと…いい加減に…!!」
エクスカリバーを連結し、敵機を切り裂くデスティニーインパルス。
しかし次から次へと敵機は襲い掛かる。
クレア「しまった…エネルギーがもう…!!」
レイ「クレア!!」
デスティニーインパルスを狙おうとしたムラサメをレイのグフイがビームソードで切り裂いた。
クレア「レイ!!」
レイ「何をしている!!早くミネルバに戻れ!!」
クレア「で、でも…」
レイ「デュートリオンビームを受けてこい!!このままでは墜とされる!!」
クレア「…分かった」
デスティニーインパルスはミネルバに戻る。
クレア「ミネルバ!!デュートリオンビームを!!」
ミネルバにデュートリオンビームでのチ
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