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SHIN プリキュア
第三話 決心
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由々しき問題であるのだから!!!

「あのっ」

「メイ?あれ、アイ?」

「私アイさんじゃないよ・・・てかあなた!たぶんアイさんが頼んだの赤丸じゃなくて普通の週刊のほうだよ!!」

「えっ、これじゃないメイ!?」

「た、たぶんそうだよ。そっち高いし、アイさんがっかりするから返品して買いなおしな!」

「わかったメイィ!!ありがとうメイィ!!」

ふぅ・・・これで一安心。ん?

「何やってんだ私?」
というかヤツはどうして買い物ができたんだ・・・?
謎が謎を呼び私は途方にくれたが、同時に再再確認をさせられた。やっぱり昨日の出来事は、何一つ夢ではなかったらしい。

学校に着くと私は席に座った。そしてただ、時が経つのを待った。え?何で待ってるのかって?それは始業時間より早く着いてしまったからだ。え?そういう問題ではない?はて、私にはあなたが何を言っているのかさっぱりわからない。学校は勉強するところでありそれ以外には何もやることはない、というよりもしてはいけないのだよ!?え?言いすぎ?まったくこれだから最近の若者は。え?友達がいないんだろうって?うるさいよ。いるよ。2人。

「キコちゃんおはよぉ〜。」

そらみたことか。さっそく私の友達が話しかけてきただろ?

「おはよう、えっと。」

「ユメだよぉ。」

「あぁそうだった。おはようユメ。」

「おはよぉ〜。じゃあまたねぇ〜。」

「うん、またね。」

うむ、やはり持つべきものは友達だな。え?今のどこが友達かって?友達だろう、どう見ても。挨拶をしたんだぞ。というか挨拶するだなんてもはや親友だろう。まったく、最近の若者は。え?名前忘れてたじゃないかって?いいかいキミ、人間の脳はね、忘れるようにできてるんだよ。まったく最近の若者は。え?会話が短い?うるさいよ。この最近の若者が。

― キーンコーンカーンコーン

あ、始まった。よーし、勉強するぞー!!

― キーンコーンカーンコーン

「ということで今日はここまで!はいじゃあ号令。はい、お疲れ様でしたー。」
「ジュルッ・・・。」ガタッ
・・・はっ!寝てしまった。いやぁー、よく寝た。うん、うん、良い睡眠だった。うん、良しとしよう。まぁそのあれだ、昨日色々あって夜眠れなかったんだろう。いや実際そういうわけじゃないけどまぁ、うん。さて、10分休みだからまた時が経つのを待つか!
・・・お気づきの方もいるかもしれない。そう、私は大体毎日毎時間をこの調子で過ごしている。やる気になっては寝て、やる気になっては寝ての繰り返しだ。そのため授業の内容はほとんど頭に入っていない。がしかし、成績は至って普通だ。なぜかは自分でもよく分からないがそうなのだから仕方ない。さて、そんなこんなで今日も学校が
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