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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
サテライトサロン
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「いやー、凄い威力だった、死んじゃうかと思ったよ。」
少年は何事も無かったかのように言葉を言い、何事も無かったかのように歩き出す。それだけだった、
「お、お前、何で?」
古城の眷獣レグルスアウルムの攻撃は合ったていた。筈なのに真祖殺しは無傷、何が何だか分からない奴は何をしたんだ?これは現実か?
「ああ、言ってなかっかね、僕の後ろを見てよ。」
真祖殺しは後ろを指差す。そこには何も無かった、様に見えた。何が揺らぐそこには何も無い筈なのに丸で陽炎の様なそして、それは姿を表す。
「これが僕の眷獣、サテライト、ソロンだ。」
徐々にその姿が顕になる。そこには馬、いや頭には角が生えているユニコーンと言えばいいのかだが、色は黒
黒より黒い漆黒、それはそこに立っていた。
「けんじゅうて、事はお前、吸血鬼か?」
「僕は吸血鬼じゃないよ。人間、と言っても人間ではないか、」
俺は真祖殺しの口を見る。吸血鬼は人間より遥かに犬歯が長い奴が吸血鬼か確認する為だろう。だが、犬歯は長く無い。要するに奴は吸血鬼ではない、だが、奴は人間でもないか?と言っていたそれはどういう意味なのか?
「貴方達は何故先輩を襲うんですか?」
姫柊はギターバックの中から槍を取り出し構え言う。確かに古城が襲われる理由、それは気になる、
「第四真祖を襲う理由?」
「簡単だよ。その魔力を頂くためさそれ以外に理由がいるかい?」
敵の目的はこの言葉を聞き明らかになった。古城の魔力を奪い、禁書ディスティニーを発動させるキーとして使う。
確かに第四真祖の魔力を使えば奴等の計画は即実行可能であろう。
「そんな事はさせません、私は先輩の監視役ですから!」
「なら、その監視役から潰すとしよう。」
真祖殺しのけんじゅうが動く、馬の様に跳ね飛び跳ねる。その動きは不可解、何処から攻撃が来るか全く分からない。だが、姫柊は
「ハー!!」
槍を前に思っいきり突き出す。槍はけんじゅうの腹に突き刺さり動きが止まる、あの動きの中、姫柊は敵の腹に槍を突き刺す。姫柊の実力が伺える
「へぇー案外やるねぇ」
真祖殺しは驚きながら言う。だが、その顔は笑いに変わる。
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