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デート・ア・ラタトスク
訓練
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ャルゲーじゃねぇか!!!!」

二人は首を傾げるが、士道は頭を抱えながら大声を上げる

「ちなみに15禁だ」

「恋愛シミュレーションゲームよ!これは歴とした士道専用訓練ソフトなんだから!!」

「こんなのわざわざ作ったのかよ……」

「そうよ!!わざわざ作ったんだから本気でやりなさい!!」

士道はゲームのコントローラーを手にし、ゲームをスタートする

「こんなので本当に精霊と対話できるようになるの?」

「……これはあくまで訓練の第一段階。〈ラタトスク〉総監修で現実に起こりうるシチュエーションを再現している」

正直、士道は妹とクラスの女子と先生に見られながらギャルゲーとか、どんな罰ゲームだろうと思いながら。主人公のモノローグを適当に読み、ゲームを進めていく。と、画面が一瞬暗転すると

『おはよう、お兄ちゃん!今日もいい天気だね!』

そんなセリフと共に主人公の妹キャラなのだろうか、小柄な少女が寝ている主人公を踏んでいた。パンツ丸見えだった

「こんなリアルねぇ──────よ!」

士道はコントローラーを握りしめながら、声を上げる

「……どうしたねシン。何か問題でも?」

「これ…現実に起こりうるシチュエーションって言ってませんでした?」

「……そうだが?」

「〈ラタトスク〉総監修のストーリーに文句あるの?」

「おかしいも何も!こんなふざけた状況現実に起こるわけ……」

言いかけて、士道は額に汗を滲ませた。なんか、すごーく似たような体験を、つい昨日の朝したような気がするのだ

「……何かな」

「……いや、なんでもないです。ってか、エミルどうした?顔が赤いんだが…」

「ほんとだ。どうしたのエミル?」

「な、なんでもないよ……」

エミルはさっきのパンチラのシーンを見てドキドキしていた。マルタにそんなこと言ったら、どんなことをされるか分からないので黙っておく

「ほっときなさい。たかが、パンチラを見ただけでドキドキしてるチェリーボーイなんて」

「えっ!?なんで分かって──」

「………エ〜ミ〜ル〜?」

琴里がエミルの考えていたことをカミングアウトすると、マルタが静かに怒りながら、エミルの手をつかみ、物理準備室を出る

「マ、マルタ!!違うんだ!これは──」

「エミルのバカ───!!ディバインセイバー!!」

「ぎゃ────!!!!」

聖なる雷がエミルに襲い掛かり、短い悲鳴とともにエミルは地にふす











数十分後。エミルは目を覚ますと、琴里から特別な訓練が出された

「あんたはラタトスクじゃないときは女の子のパンチラを見ただけで興奮するのね。だから、はいこれ」


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