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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
ふざけた少年の戦闘編2

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俺達は構える。さっきのあの言葉、上条でも分かる殺気がこもった言葉このままだと殺される。
そして先に動いたのは古城だった。
「きやがれレグルスアウルム!」
そしてそれは現れた、その形は獅子、だが、全身は雷に覆われと言うかこの獅子自体雷で出来た物かも知れない。
それが現れた瞬間、空気が変わった。明らかに別格の力を持った存在
これがあの吸血鬼が言っていたけんじゅう、その存在は圧倒的だった。これが古城の力
「ガオーーー!」
レグルスアウルムは真祖殺しと名乗る少年に突進する。その突進は雷と同等の力を持った攻撃、当たれば只では済まないだろう。
「それが君のけんじゅうかい?」
少年はレグルスアウルムの突進を気にせず避ける気配も無い。ただ、言う、
「確かに凄い魔力だ。常人なら即死だね。」
そして少年はクス、クスと笑い出す。その笑いは古城をあざ笑うかの様な笑い、そして
「ドカーーン!!」
その突進は直撃し爆風を呼び覚ます。まるで雷が落ちた様な状況、辺りは煙に覆われ少し焦げ臭い。古城のけんじゅうの力の強さが伺える。
「お、終わったか?」
「多分、あれだけの攻撃を喰らえば流石に」
姫柊はレグルスアウルムを見て言う。そして、
「先輩!こんな所でけんじゅうを使うなんて!もし他の人に被害が及んだらどうする気ですか!」
「ご、ごめん。」
上条は辺りを見渡し被害が無いか確認する。ここは街から少し離れた公園なので人は居なかったがさっきの音は流石に誤魔化せないだろう。少ししたら人が来る。
「で、どうすんだこの状況?」
このまま警察が来るのを待つかそれとも逃げるか、今から逃げれば逃げ切れるだろう。だが、あのフードの奴らの事も気になる。俺はレグルスアウルムが激突した所を見る、徐々に煙は無くなり見えてくる。
そしてそこには何事も無かったかのように少年は立っていた。最悪の笑をしながら
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