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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 1 花見
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紅い瞳を瞬かせた。
シン「凄い…」
シンの瞳に映ったのは卵サンド、それから唐揚げに卵焼き、たこの様に模られたウインナーとデザートにフルーツも入っていた。
ステラ「ナオトに教えてもらった…あんまり、上手に…出来なかったけど…シン食べてくれる?」
感動で何にも言えないシンにステラは不安そうに呟く。
シン「も、もちろんだよ!!これステラが全部作ったの?」
ステラ「…うん」
頷くステラを見れば彼女の白く細い指先は所々傷が残っている。
きっと、料理中にそうなったのだろう。
自分のために…。
シンはそのことを幸せに思いながらもあえて触れずに彼女に笑いかけた。
シン「いただきます」
ステラ「うん…」
シンが手に取ったのはサンドイッチ。
ステラの期待と不安の入り混じった眼差しを受けながらそれを口に運んだ。
シン「ん、美味しい…」
ステラ「本当?」
シン「うんっ、凄く美味しいよ!!」
未だ不安げなステラの前でシンはそのサンドイッチを一気に平らげた。
その表情にステラにも笑顔が戻る。
ステラ「じゃあ、今度はステラが…食べさせてあげるね?はい、シン。あ〜ん」
シン「え?ええええ!?」
さっきまでの和やかな空気はどこへやら。
おもむろにステラがフォークでウインナーを自分の口元へと近付け“あ〜ん”とするこの光景にシンは顔を真っ赤にした。
ヴィーノ「あ〜、いいなあシンばっかり」
ヨウラン「赤服でエースパイロットで可愛い彼女持ち!!この人生の勝利者めええええええ!!!!」
ヴィーノはからかうように、ヨウランは嫉妬全開で叫んだ。
レイ「……………」
耳栓着けながら黙々とサンドイッチを口に運ぶレイ。
クレア「……」
耳栓つけながらお茶を飲むクレア。
ルナマリア「シン!!男を見せなさいよ情けないわね!!」
シン「うるさい!!」
ハイネ「新曲、行くぜ!!vestige-ヴェスティージ-!!」
酔い、日頃の鬱憤を晴らすかのように絶叫するアーサー。
終始変わらぬ表情で黙々と箸を進めるレイ。
ちゃっかりレイの隣に陣取り、しきたりのままに舞い桜を見つめるクレア。
周囲からのからかいに頭を抱えるシン。
今だにシンにあ〜んをしようとしているステラ。
滝の如き涙を流しながら叫ぶヨウラン。
友人の恋模様を見守りながらからかうヴィーノ。
マイクを片手に歌うハイネ。
あそこだけ異様にド派手なのはなんでだ?
ナオト「こりゃあ収集つかないね。ね、アレックス…?」
ナオ
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