暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちが異世界から来るそうですよ?〜何気にチートの雷属性〜
4話
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
度の黒ウサギ。
黒ウサギにしては、何と無く珍しいと思ったが、手を貸してもらうのと同じくらい、さっきみたいな事をされてきたんだろうな。
ホントに黒ウサギが昔の自分とかぶる。いやなシンパシーだ。

「その外門って何?」

「箱庭の階層を示すがいへきにある門の事ですよ。数字が若いほど都市の中心部に近く、同時に強大な力を持った方々が住んでいるのです」

そう言って机に置かれた図を指す

「……超巨大タマネギ?」

「いえ、超巨大バームクーヘンではないかしら?」

「そうだな。どちらかと言えばバームクーヘンだ」

「いやぁ、ロールケーキだね」

「ふふ、言い得て妙じゃの。その例えなら今いる七桁の外門はバームクーヘンの一番薄い皮の部分に当たる。更に説明するなら、東西南北の四つの区切りの東側に辺り、外門のすぐ外は“世界の果て”と向かい合う場所となる。あそこはコミュニティに属していないものの、強力なギフトを持った者達が住んでおるぞーーーその水樹の持ち主のようにの」

その後、なんやかんやで話が進んでいき、白夜叉が強いというのが発覚した為、追い詰める

「ーーーーーーお主らが望むのは、“挑戦”か?“決闘”か?」

その刹那ーーー世界が変わった

比喩などではなく世界が変わった

「なっ……!?」

そこにいる全員が息を飲んだ

それほどまでに、目の前の光景は、信じられないモノだった


「今一度名乗り直し、問おうかの。私は“白き夜の魔王”ーーー太陽と白夜の星霊・白夜叉。おんしらが望むのは、試練への“挑戦”か?それとも対等な“決闘”か?」


その問いに、しばらくの間、答える者は出てこなかった
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ