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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep40悲しみの砲光は冬空を照らして〜Celestial Birds〜
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そこにあるのは敗北、死、という結果のみだ』
「アレッタ三佐!」
『迷うな。道は1つだ。己の信念に従い行動する、それだけだ。だからこそ、俺も教え子であるお前を討とう。それが俺の意志だからだ』
どれだけの魔力がこの砲撃に次ぎ込まれているのか。放たれてから1度も途切れずに掃射され続ける9発の砲撃。私とレヴィはひたすら避けて避けて避け続ける。そんな中、レヴィから念話が入る。
『なのはさん! スターライトの準備をして!』
『スターライトって・・・。そんな集束している時間なんて・・・。それに、レヴィのエクステンドでも倒せなかったのに、私のブレイカーで倒せるとは限らない・・・!』
『それはたぶん、わたしの込めた神秘が弱かった所為。でもシャルロッテの神秘を扱えるなのはさんの集束砲ならいける!』
そう提案してくる。
『チャージ時間はわたしが稼ぐから、なのはさんは集束に力を注いで』
レヴィの言う通り、もうそれしかないのかもしれない。アレッタ三佐たちはもう私たちを倒すべき障害としか見ていない。
『・・・判った。時間を稼いで、レヴィ』
『了解。お任せて!』
なら、もうこちらも本気で、手加減無用で行くしかない。集束砲スターライトブレイカーの準備に入るために、レヴィとファノから大きく距離をとる。ファノの右の頭部がこちらに向こうとしたとき、レヴィが急接近して頭部に一撃入れて、射線を上にずらしてくれた。
「レイジングハート。ブラスター2。ブラスタービット展開」
≪All right. Blaster 2nd, Ignition≫
“ブラスタービット”4基起動。レヴィとファノの周囲に射出、展開する。私は“レイジングハート”を構えて、チャージに入る。
†††Sideなのは⇒レヴィ†††
なのはさんはアレッタ三佐ともっと話がしたかったと思う。だけど、もうこれ以上の防戦はこっちの身が持たない。だからこそ集束砲を撃つように勧めて、なのはさんは賛成してくれた。あとは、ファノの姿になってるマルフィール隊を一撃で倒せるほどの威力までチャージする時間を、わたしが稼げばいいだけ。わたし達から距離を取ろうとしたなのはさんへと右の頭が動く。
「どこを見てるのっ!」
――瞬走弐式――
砲撃群をスレスレで避けながら急接近。ゼロ距離で砲撃を撃って、無理矢理くちばしを上に逸らせる。
「アストライアー。モード・コンバット」
そしてまた瞬走弐式で距離をとって、ポニーテールにロングコートとハーフズボンという中遠距離戦用“モード・バスター”の防護服から、ツインテールにセーラー服とミニスカート、スパッツという近接格闘用の“モード・コンバット”の防護服へと変更する。近接攻撃力と瞬間機動力重視の戦闘モード
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