Episode3 パーティー
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しない、特定のモンスターからじゃないとドロップできないってことだよね。そして、そういう場合、一体ずつしか現れないことが多い。そいつを、見つけ出せばいいってことだよね」
「う、うん。合ってるけど……。じゃなくて、〈エレミア銀鉱石〉はある程度、《鍛冶スキル》が高くないとドロップできないわよ。シン《鍛冶スキル》は?」
「……全く無いです」
そんな条件があるとは、思ってもいなかった。リズさんがそんなことで嘘を付くわけもない。つまりは、本当のことなのだろう。これは、僕一人ではどうしようもない。僕から協力を申し出た以上、今さら引くわけにもいかない。
「なら、一人で行くなんて言わないわよね?」
「はい、僕も一緒に行きます」
「うん!よろしくね、シン!」
「こちらこそ、リズさん」
僕らは握手を交わし、店を出て第四十層の『白銀の洞窟』を目指すため、転送ゲートのある広場へと向かって歩き出した。久しぶりにパーティーを組むことになったが、僕にできることをするだけだ、と思うと少し気持ちが軽くなった。
To Be Continued
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