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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十話 母親
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声を上げるとアレックスに走り寄った。

アレックス「ああ、ナオトか。どうしたんだ?」

ナオト「うん、ちょっとね……」

アレックス「そうか」

沈黙が2人を包んだまま、2人は歩き出す。

ナオト「ねぇ……」

歩いていたナオトがぽつりと言った。

アレックス「ん?何だナオト?」

ナオト「アレックス…、離れないよね?ずっと…一緒だよね?」

アレックス「え…?…さあ、どうなるかな。上が異動しろって言えば異動しなければならないし……」

ナオト「……AAに、行ったりしないよね?」

ナオトは勇気を振り絞ってアレックスに尋ねた。

アレックス「……」

アレックスは一瞬目を見開いたが、次の瞬間微笑んだ。

アレックス「俺は……ザフトのアレックス・ディノだ。大丈夫…ずっと一緒だナオト。」

ナオト「アレックス…ふふ。嬉しい」

それを聞いたナオトは嬉しそうにそっとアレックスに肩を寄せた。




































クレア「ミネルバに配属されたクレア・トワイライトです。機体はデスティニーインパルスです。よろしくお願いします」

アレックス「ああ、昨日はゴタゴタしてたからまともな挨拶も出来なかったな。アレックス・ディノだ。よろしくクレア」

クレア「はい。」

アレックスとクレアは握手をし、そのまま会話をするのだった。











































艦長が医務室に入るとアウルがベッドから起き上がる。

アウル「母さん!!」

アウルは艦長に抱き着き、艦長もアウルの頭を撫でる。

タリア「……何とかなるのね?」

「ええ。ステラ・ルーシェのデータが使えますし、彼女が服用している中和剤もありますから、早期の治療が可能です。後、艦長の存在がありがたいですな。エクステンデッドは投薬より精神操作等を中心として強化された者なので。このようにちょくちょく顔を出していただけると、精神的、容体的にかなりの落ち着きを見せます」

タリア「……では、措置は今まで通り続けて頂戴」

「分かりました」

タリア「アウル、大人しくしてて頂戴ね?」

アウル「うん」

艦長は医務室を後にすると再び艦長室に。
ミネルバはディオキアを出航、ボスポラス海峡を抜けマルマラ海を南下、ダーダネルス海峡を抜けエーゲ海に出て、ジブラルタルに向かうことにした。





















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