第173話 一夜を過ごすのはどこ?
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今話題となっている議題について書かれていた。
フ「1位は青い天馬のヒビキと妖精の尻尾のショール。」
ウェ「ショールさん1位なんですね!」
ショールがランキングで1位になってからは28回連続でヒビキと共にずっと1位をキープし続けている(本人はキープしているつもりは無い)。
ル「あれ?これって、8年前に魔道士ギルド連盟を追放された高速の弾丸の魔道士?こいつ等まだ捕まっていないのぉっ!?」
ハッピーを抓り終わったルーシィは、今話題となっている議題のトップにある議題を見て目を見開いた。そこには5人の男女の写真が名前付きで載せられている。5人の共通点は腕や肩に弾丸のような紋章が刻まれている事だけだ。
ト「高速の弾丸?」
エ「暗殺系の依頼を遂行し続けている闇ギルドだ。だが、8年前から存在を晦ましていて、未だに見つかっていない生息不明の闇ギルドなんだ。もちろん、100人近くいた高速の弾丸の魔道士の大半は逮捕した。だが、当時の高速の弾丸のリーダーと実力のある魔道士、計5人が未だに逃げ続けているんだ。その5人の魔道士が、この写真の奴等だ。」
エルザが写真を1つ1つ指差していく。
エ「高速の弾丸のリーダー、ガンオース。高速の弾丸のS級魔道士、ハビノ・リュットとレガフ・リョニッタ。高速の弾丸一の殺し屋、ライネド・テコウとリーキアズーだ。」
リョ「!?」
高速の弾丸の魔道士の名を聞いたリョウがまるで何かに気づいたかのように目を見開いた事に誰も気づかなかった。
ショ「なぁ、もう12時過ぎてるけど・・・」
ショールが時計を見て呟く。時刻は今12時47分39秒。
フ「リョウ、どうするんだ?おい、リョウ?」
青い顔をしているリョウの顔をフレイが覗き込む。
リョ「え・・あ、そ、そうだな。俺達も宿に戻―――って、無理みたいだな。」
そう言うリョウの視線の先にはベッドの上で大の字になって寝ていびきをかいているナツと、その横で小さな寝息をたてて寝ているマヤと、ナツのお腹の上で寝ているハッピーがいた。ウェンディとユモが3人に布団を掛ける。
ユ「Bチームは、今日Aチームの宿に泊まる事になったね。」
ト「結局、そういう事になっちゃうんですね・・・」
ウェ「はぁ・・・」
エ「まぁ、気にする事は無いだろう。」
グ「AチームもBチームも、同じ部屋で寝てるんだからよ。」
リョ「だからルーシィ、そんなに落ち込むなって。」
ル「落ち込むわよっ!
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