暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第173話 一夜を過ごすのはどこ?
[6/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
いる『謎の少女』だったのだ。『謎の少女』の手には情報検索魔水晶(情報検索ラクリマ)が握られていた。

?「感謝してよ。世界の危機の予言をしてあげたんだから。」

そう言うと、『謎の少女』は情報検索魔水晶(情報検索ラクリマ)の電源を入れた。するとすぐに、とある映像が映し出された。映像には先程ショールが見た『予知』と同じ黒い大砲の絵が映し出されていた。

****************************************************************************************

                      『ドムス・フラウの地下にて―――――』

大魔闘演舞の会場であるドムス・フラウの地下には大昔竜王祭で戦った(ドラゴン)達の墓場がある。
その更に地下深くに、銀色の台座に置かれた巨大な黒い大砲があった。ショールの『予知』や情報検索魔水晶(情報検索ラクリマ)の映像では分からなかったが、大砲には太くて長い黒いチューブが繋がれていた。チューブは地上―――会場の地面―――に続いている。そして、黒い大砲の中央部に、赤い術式が日捲りカレンダーのように時を刻んでいた。





             『『極悪十祭』まで、残り5日 120時間27分09秒』





****************************************************************************************

                『『蜂の骨(ハニーボーン)』のAチームの部屋にて―――――』

ショールがAチームの部屋に入った時には、そこにいるメンバーが全員何かを覗いていた。

マ「あっ!やっとショールが来た。」

ト「遅かったですね。」

ル「どうかしたの?」

ショ「ううん。何にも無い。」

ショールは『予知』で見た事を未だに誰にも言っていない。いや、このまま誰にも言わないつもりなのだろうか?

ショ「ところで、何皆で見てるんだ?」

ショールが問うと、

ユ「先週の週刊ソーサラーだよ。」

グ「ルーシィの鞄の中身をあさっていたハッピーが見つけたんだ。」

当の本人であるハッピーはルーシィに両頬を抓られている。
先週の週刊ソーサラーは青い天馬(ブルーペガサス)特集で、ページの7割が青い天馬(ブルーペガサス)の魔道士達の写真や青い天馬(ブルーペガサス)の事が書かれていた記事で埋め尽くされていた。グラビアのモデルも、青い天馬(ブルーペガサス)特集と言う事でジェニーが載っていた。今皆が読んでいるページはすでに終盤で、「彼氏にしたい魔道士ランキング」や
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ