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こんな私(俺)の物語 リメイク
第一話 転生しました
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小学生になりました。幼稚園?ずっとぼっちでしたが?なまじ転生者、しかも前世の俺を超える高スペックな頭脳。
まあつまりは、上手くコミュニケーションがとれなかったんだよ。今は学校の教室で自由時間。元気な子供は他の人に積極的に話しかけていて、段々とコミュニティーができ始めている。俺が通っているのは勿論、日本の小学校だ。
金髪の俺は、それはもう浮いた。おまけに、他者と違う点があると、それを理由に子供たちの純粋で残酷な言葉が降りかかる。『変な髪の毛!』とかならまだいい。ただ、手を出してくる子供もいた。具体的には、髪の毛を掴んで引っ張ってくるんだよ。痛いことこの上ない。まあ、抜ける前に手を捻ったりしたけど。
そんなわけで、俺は見事に孤立した。別に友達が多く欲しいとかは思ってないけど、ちょっかいが鬱陶しい。孤立するのは別にいいんだ。読書とか一人でやることに集中できるから。他のクラスにも髪の毛の色が違う子供はいたが、そいつは・・・・・・まあ、Hだったから仲良くなっていた。あと近くにいると何故か涼しい。何故に?
ここからが本番だ。俺のクラスにはもう一人孤立している生徒がいる。小耳に挟んだ程度だが、その子が産まれてから急に家族が原因不明のなにかで死んでしまったらしい。入学式の時も他の親はあの子に近づくなとか言っていたし、先生もあまり関わらない。
俺の親?知らない。鼻血を出しながらその鼻血で汚れたレンズを必死で拭いていたムッツ○ー二なんて知らない。母さんはスマホや設置、携帯、果てには隠しカメラを使って色々な場所から撮っていた。うちの家族は全員ムッツ○ーニなんですか?
おっと、本題からずれてしまった。孤立している子の名前は西行寺(さいぎょうじ)幽々子(ゆゆこ)。我らがゆゆ様である。この頃からピンクっぽいヘアーだった。うん。普通に可愛いです。ありがとうございます!パルパルと聞こえなかったのが幸いだ。
俺は能力を使いこなすために、まずは眼に『境界を操る程度の能力』を使ってみた。例えば、『真実と嘘の境界』を目に使えば、見たものが幻か現実かわかるし、相手が嘘をついていたら嘘をついているとわかる。単純に言えば、見分ける目だ。
そこで俺は、『正常と異常の境界』を目に使って幽々子を見てみた。すると、幽々子の周りにはピンク色の蝶が見えた。普通の人間ではないらしい。まあ、予測はしていたが。人魂じゃないのはまだ幽々子が死んでいないからかな?
勿論、他の人には見えていない。俺は見分ける目を解く。あんまり長く見ると気持ち悪くなる。スキマは気持ち悪くないのにね。
さて、次は家庭科だから、移動しないとな。


      少女移動中・・・・・・


家庭科室。今日は班で料理をするのだが、この学校では出席番号ではなく、所
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