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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
暁凪沙
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「おかえりなさい!あれ、古城くん、その人は?」
目の前の女の子は上条を見る。その女の子は黒髪、髪を後ろに束ねとても可愛らしい女の子だ。だが、少し気になる
事が1つ多分、兄弟なのだろうがあまり似ていない気がする。古城の髪は銀髪、これは多分地毛だろうなんとなく分かるだが、あの女の子の髪は黒、上条は少し不思議に思う。
「なんつうか、まぁ俺の友達て所だ。」
古城は言う。会って間もない人に友達と言える。俺は古城を尊敬するこの人はいい人だ。
「は、初めまして上条当麻です。」
「初めまして暁凪沙です!」
この子、テンション高いなこんなにテンションの高い女の子見た事無い。
「凪沙、上条はちょっと理由があって今、家に帰れないんだしばらく家に泊めてやってもいいか?」
普通は急に来た男子高校生を泊めてくれる筈がない俺は祈る様な気持ちで祈る。そして、
「良いんじゃない、部屋は余ってるし家に帰れないならしばらく泊まっていってください。」
この子もとてもいい子だ。この世界の人達はとてもいい人だ俺は思わず涙が出てきそうになる。
「それで、上条くんて中学生?、でも高校生にも見えるなー、いや、でもその制服見た事ないて事は転校生!」
「あ、俺は、」
「いやーこの島には慣れて無いでしょ、熱いし、太陽の光はきついし」
この子は弾幕を貼っている。言葉の弾幕をこれを突破し話を進むのは骨が折れそうだ。
「あ、あたし、夜ご飯の支度して来るね。」
凪沙は走ってドアを開き戻って行った。危機は去ったあれだけ喋る女の子とは初めて会ったなので接し方が分からない。
「凄い弾幕だった、」
「上条、あんた凪沙に気に入られたな」
「?」
気に入られた?この汗だくだくの男子高校生が気に入られる。理解出来なかった。
「凪沙はな、気に入った奴だっと無茶苦茶、喋るんだ。あの喋り方相当気に入られたぽい」
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