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『ある転生者の奮闘記』
TURN1
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タックを敢行。

 そしてようやくゴールインしたらしい。

 ちなみに津波は現在妊娠して三ヶ月とか。

 話がズレたな。

「あぁ。既に試験航行も完了して量産態勢に入っているし、一番艦は明後日に竣工するよ。 名前は鳳翔だ」

「旧軍の空母と一緒やな」

「まぁね。それとビーム兵器だけど、ヤマトのプラズマショックカノンの開発をしてみようと思うんだ」

「………マジか?」

「本気と書いてマジだよ」

 二次兵器を作れるか普通……。

「ま、大帝国やしな」

「それで納得してしまう雪風も雪風だけどね」

 茂が苦笑する。

「まぁそれだけ聞けたからええか。ほんならまた来るわ」

「あぁ。あぁそれと言い忘れたけど、雪風の巡洋艦だけど新型の高雄型だよ。水雷屋からの要望に答えて最大速度は三九宇宙ノット、武装は二十.三サンチ連装プラズマビーム砲四基、四連装鉄鋼魚雷発射管二基を搭載している」

「………ま、そりゃあそうやな。ありがとうな茂」

 俺は茂に礼を言って研究室を出て家に帰った。





―――巡洋艦摩耶―――

「流石最新鋭艦やな」

 至る所は新品だらけやしな。

 旗艦は摩耶にして第四戦隊を編制している。

 艦橋を旧軍と同じく艦橋が巨大化になっている……茂め、中々やるやないか。

「さて、艦隊運動訓練するか。出港準備や」

「了解ッ!!」

 そして、第四戦隊は護衛の駆逐艦二隻と共に出港した。








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