TURN1
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は上が待機しとけと。
ピリリリリリッ!!
「あい?」
俺は電話に出た。
『やぁ狹霧大佐』
相手は東郷長官やった。(ちなみに俺の名前は狹霧雪風や。幸運艦の雪風やな)
「何すか東郷長官?」
『済まないが至急、長官室に来てくれないか?』
「はぁ、そら構いませんけど……」
俺は電話を切って、将官服に着替えて会議室に向かった。
―――長官室―――
「ちゃーす。ラーメン屋です」
俺は長官室に入る。
「待っていたぞ狹霧」
部屋には東郷長官に参謀長の秋山少将がいた。
「ただの大佐に何かようすか?」
「狹霧大佐、少しは敬語を使って下さい」
横からハゲが茶々を入れる。
「へぇへぇ」
「急に済まないな狹霧。実は君を艦隊提督にしようと思うんだ」
「……は? いやあのマジで言うてるんですか?」
「あぁマジだ」
「……辞退させてもらいます。自分には艦隊提督など無理です」
俺は東郷長官にそう言った。
俺なんかよりええ奴らはようさんおるしな。
「……そうか、分かった。狹霧の意見を尊重しよう。その代わり、新型巡洋艦の艦長と戦隊司令官をしてくれないか?」
「はぁ、それなら構いませんけど……」
「よし、なら決まりだな」
東郷長官はそう言って任命書を俺に渡してきた。
「では謹んで戦隊司令官の任務お受けします」
俺は東郷長官に敬礼をした。
「しっかりな。それと、戦隊は圭子さんの第四艦隊に配備させる」
「分かりました」
それから、会議室を出たのは2300頃やった。
「夜分遅くにスマンな」
「いや、構わない。津波もまだ起きてるしね」
俺は平賀津波の研究室を訪れていた。
「それでさ茂。試作空母と試作バリア艦は出来たんか?」
俺は平賀津波の夫である平賀茂技術少将に聞く。
平賀茂技術少将。
それが平賀津波の夫でもあり、実は俺と同じ転生者でもある。
平賀が俺に接触してきたのは、俺が津波に試作空母と試作バリア艦の建造を頼んできた後やった。
まぁいきなり訪ねてきていきなり転生者とかばらしたのはビックリしたからな。
平賀も前世は俺と同じサラリーマンやったらしくてオタクらしい。
そして大帝国を買って津波にマジ惚れたらしい。
貧乳やロリとかではなく、ただ津波に惚れたらしいわ。
そして事故で死んで、気づいたら赤ちゃんやったらしい。
その後は、津波の後を追うために必死に勉強して造船技術学校を首席で卒業をして技研で津波に出会ったらしい。
津波と出会った後は、津波に猛ア
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