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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第十八話 すれ違う気持ち
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ション機か?」
クレア「(あれ?)そうだよ。性能ならシンのインパルスより上なんだから」
クレアはシンが噛み付かないことに驚いたが、デスティニーインパルスを見遣りながら答える。
シン「性能だけで強さが決まるわけじゃないだろ」
ナオト「デスティニーインパルスはフォース、ソード、ブラストの特性を合わせ持つ万能機ではあるんだけど燃費が悪いからすぐガス欠になる欠陥機でもあるんだよね」
シン「何だよ、じゃあ駄目じゃないか」
クレア「うっさい!!艦長はどこ?」
レイ「艦長なら艦長室だ。お前は変わらないな。」
クレア「君達もね」
レイに案内され、ジュール隊のじゃじゃ馬こと、クレア・トワイライトは艦長室に向かうのだった。
キラ「アスラン」
沈み行く夕日を眺めていたアレックスの背後に声がかけられる。
アレックス「久しぶりというのかな。キラ、カガリ」
カガリ「アスラン、記憶が戻ったのか?」
笑顔を浮かべるカガリにアレックスは肯定の意味で頷いた。
キラ「何で今、僕らに連絡を取ったの?」
アレックス「お前達に言っておきたいことが色々とあり過ぎてな」
キラの言葉にアレックスは苦笑する。
本当に、言いたいことがあり過ぎて溢れてきてしまいそうだ。
アレックス「まず1つ、何であんな馬鹿な事をしたのかということだ。あれでは戦場が混乱するだけだ」
カガリ「なっ、お前が戦ったのはオーブなんだぞ」
キラ「オーブの戦闘を止めるためにはカガリが行かなくちゃいけなかった。だからこそ、僕達は戦場に出たんだ」
アレックス「ほう」
カガリとキラの言葉に一応は納得したが、溜め息をつきたくなった。
AAにはまともな思考を持った大人がいなかったのか。
砂漠の虎と名高かったアンドリュー・バルトフェルドもいるはずなのだが。
見込み外れだったか。
アレックス「まあ、お前達にどんな経緯と理由があったのかは俺は知らないし知る気もないが、あんな馬鹿げたことは止めてくれないか?」
カガリ「馬鹿なこと…?あれは、あの時ザフトが戦おうとしていたのはオーブ軍だったんだぞ!!私達はそれを…!!」
アレックス「オーブ軍が無事ならミネルバの乗組員がどうなろうと構わないのか?発射寸前の陽電子砲を破壊されてどれだけの乗組員が巻き込まれたと思っている!!それにあそこで君が出て素直にオーブが撤退するとでも思ったか!!オーブの主力がここにいるなら、連合を裏切れば簡単にオーブはまた焼かれるだろうに、オーブが連合を裏切れるはずが
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