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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第十八話 すれ違う気持ち
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みアレックスを見上げる。
何故今なのかと思う心と同時に今だからこそだろうという思いもある。
AAはミネルバを撃った。
それは変えられない事実であり、ミネルバを撃ったということはアンノウンからエネミーに変わるということだ。
アレックス「戻り次第音声記録と共に報告書を提出します」
タリア「……わかったわ。許可します」
FAITH権限を持ってしてでも行くのだろう。
タリアは溜め息とともに許可する。
アレックス「ありがとうございます。それでは失礼いたします」
タリア「それとアレックス。」
アレックス「?はい」
タリア「ハイネの機体が大破したから近いうち、ハイネの代わりの人材がジュール隊から来るらしいの。ジュール隊長曰くとんでもないじゃじゃ馬らしいわ」
アレックス「じゃじゃ馬…ですか?」
タリア「ええ、今日の正午辺りにミネルバに来るらしいけれど…」
アレックス「分かりました(あのイザークがじゃじゃ馬と言うなんて…)」
アレックスが出ていくのを見た後、タリアは通信機に手を伸ばした。
タリア「アーサー、ルナマリアを呼んできて頂戴」
部屋へ戻ったアレックスは唯一の私服に着替え、セイバーに乗って街へ向かった。
降り立った街は穏やかな平和な空気を持っていた。
アレックス「さて…まずは情報を集めないとな。AAを見た人はいるはずだ。」
アレックスは平和な空気を感じながら歩き始めた。
アレックス「ん?」
しばらく街を歩いていると、アレックスの足元にボールが転がってきた。
アレックスはボールを拾うと、辺りを見回す。
ここから少し離れた場所では、子供が何かを探しているかのように辺りを見回していた。
アレックス「これ、君のか?」
アレックスはボールを子供の元まで持って行くと、子供は嬉しそうに受け取った。
「お兄ちゃん。ありがとう」
アレックス「いや」
アレックスの方を何度も振り返りながら走っていく子供を見送ったアレックスに楽しそうにこちらを見ていた少女が声をかける。
?「お久しぶりね、アスラン・ザラ」
アレックス「ん?あ、君はミリアリア・ハウ?」
2人だけで顔を合わせるのは初めてであったが、先ほどの子供とのやり取りを見ていたミリアリアはどこか微笑ましそうにアレックスを見ていた。
アレックス「驚いたな。君はどうしてここに?」
ミリアリア「私、今はフリーのカメラマンなの」
アレックス「そうなのか…ところでミリアリア。AAの行方を探しているんだが、君は知ら
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