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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第十八話 すれ違う気持ち
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いた。
「技術スタッフとハイネ・ヴェステンフルスの治療は無事終わりました」
医師の言葉に安心したが、技術スタッフは防護するようなものが何もない状態で爆発に巻き込まれた。
アレックス「技術スタッフの復帰は……」
「難しいでしょうね……治療したとは言え、彼らは寄港次第病院に搬送しなくてはいけません。それと、ハイネ・ヴェステンフルスに関してですが」
アレックス「彼も?」
「いえ、彼の悪運と身体の強さには参りますね」
シン「え?」
技術スタッフの様子にハイネも、と思ったのだが、医療スタッフの苦笑と共に言われた言葉に6人は目を丸くした。
「確かに左足と肋骨の骨折がありますが綺麗に折れていたから、治るのは早いでしょうし、治ったらより丈夫になりますね。意識がなかったのは衝撃で気を失っていただけらしいです。今は眠っていますが、目が覚めたら会話は可能ですよ。本人も治り次第戦線に復帰するって言ってましたから」
ナオト「ハイネ…良かった」
安堵により腰が抜けたのか、ナオトはへたりこんだ。
シン達も安堵の溜め息を吐いた。
「さ、君達もちゃんと休みなさい。パイロットは身体が資本ですから。大きな怪我がなくともMSの操縦とは疲労が大きい。これは医師としての忠告ですからね」
アレックス「はい、寄港するまで新しい任務は降りないだろう、しっかり休んでおけよ」
アレックスの言葉に全員が返し、ひとまず解散となった。
部屋に戻ったアレックスはシャワーを浴び、ベッドに寝転んだ。
本来であれば無茶な操縦をしたセイバーのチェックをしておかなくてはいけないが、今回は整備班に任せることにする。
他に気になることがあり過ぎる状態で精密なチェックをしたところで後々穴が見つかるのがオチだ。
アレックス「AAと連絡を取るべき……かな?」
記憶を取り戻した今なら彼らの考えは朧げに分かるが、行動が結果に繋がるとは思えない。
それに、色々と言っておきたいこともある。
アレックス「………」
少しだけ考えが纏まると離艦の許可を貰いに艦長の元に向かった。
タリア「ミネルバを離れる?」
アレックス「はい。ミネルバが修理を終えるまでには戻ってきます。AAと…彼らと話をしてこようと思います」
タリア「許可出来かねる内容ね」
タリアは顔の前で手を組
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