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美しき異形達
第三話 怪人と炎その十四
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では僕もね」
「私もね」
 強く言ってその心を見せた薊にだ、智和と裕香が応えた。
「微力ながら協力させてもらうよ」
「闘えないけれど」
「頼むな。色々わからないところがあるけれどな」
 こう話すのだった、そしてここでだった。
 丁度パンを食べ終わった、ここで智和は二人に微笑んでこう言った。
「じゃあ後は」
「ああ、食い終わったしな」
「それでは」
「僕は図書館に行くけれど」
 彼はそうするというのだ。
「君達はどうするのかな」
「あたしはさ、別に」
「私もです」
 二人は智和に少し考えてから答えた。
「これから昼寝しようって思ってたけど」
「クラスに戻って皆とお喋りをしようかなって」
「図書館は柄じゃないしさ」
「今日は別に図書館には」
「そうなんだ、それではね」
「ああ、携帯のメアド交換しようか」
「今のうちにそうしましょう」
 二人はこのことは忘れなかった、それでだった。
 それぞれのメールアドレスを交換してだった、智和は図書館に入り二人は自分達のクラスに入った。そして薊は自分の席で気持ちよく昼寝をして裕香はクラスの友達とお喋りに興じた。薊は少し寝てから起きて裕香達のところに入った。日常生活は順調だった。


第三話   完


                             2014・1・16
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