TURN141 石の謎その十一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
「ああ、わかったぜ」
「それでは」
こうしてだった、三人で話を決めて。
ミーリャも呼ぶことにした、人類の運命を賭けた戦いへの出撃を明日に控えた中で。
その呼ばれたミーリャもだ、平賀の話を聞いて強い声で答えた。
「うん、それじゃあね」
「乗ってくれるか」
「乗組員の人達もいるのよね」
「ああ、任せとけよ」
そのことは田中が答えた。
「潜水艦のクルーはこっちで用意出来るからな」
「それじゃあ」
「後は首相さんがどうするかだよ」
ソビエト首相であるミーリャがだというのだ。
「後はな」
「カテーリンちゃんを助けられるのならね」
ミーリャはこのことから答えた。
「私もね」
「行ってくれるか」
「うん、皆を助けに行くから」
こう答えるのだった。
「田中さん達と一緒にね」
「では行きましょう」
エルミーはミーリャのその両手を己の両手で握って言った。
「私達で」
「うん、それじゃあね」
ミーリャも行くことが決まった、最後の戦いに思わぬ助っ人が来ることも決まろうとしていた。
TURN141 完
2013・10・6
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ