4話
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断すんなよ」
俺達があいつらに攻撃を仕掛ける少し前白髪が耳元の手を当てた!まさか!
「止めろ!ナギ!ラカン!」
「わ、わしだ!マグギル議員だ!紅き翼は反逆者だ!奴らに殺される!は、早く救援を頼むッ。軍に連絡をッ・・・」
「おおお!!」
ラカンとナギが慌てて突っ込むが、その行動は致命的に遅すぎた・・・
「君たちは少しやり過ぎた、退場してもろらよ」
白髪が余裕の笑みで攻撃を仕掛けてくる。それを寸前で避けたが、俺達はそのまま湖に落ちてしまった。
「くっそ!完璧にやられた!」
「昨日まで英雄呼ばわりが行き成り反逆者。人生は波乱万丈でなくちゃな♪」
「・・・・姫さんがやべぇ」
シリアスな中ラカンだけは何時も道理だった・・・その図太い性格がたまに羨ましいよ。
白髪の罠にまんまと嵌った俺達<赤き翼>は連合、帝国両方から追われる立場になった、しかも悪い事にアリカ姫が古代遺跡が立ち並ぶ「夜の迷宮」に捕まってしまった!
「来たぜ、姫さん」
「遅いぞ、我が騎士」
とかなりヤバイ状況なのだが正直この面子が居れば連合、帝国両方相手にしても案外なんとかなるもんで余裕でアリカ姫を救出できた。
「なんじゃこの掘立小屋ではないか!こんな物が<赤き翼>の秘密基地か!」
今俺達が居るのは、この俺が一生懸命作った我等が<赤き翼>の隠れ家である。うんでこの失礼な幼女は、なんとヘラス帝国の第三皇女である・・・
「ラカン、あの幼女燃やしも良いか?」
「落ち着けよ、アレン」
「誰が幼女じゃ!貴様無礼だぞ!」
「うるせぇ!人が頑張って作った家を掘立小屋とか言う方が失礼だろうが!」
俺達が激しい口論を行ってる中、ナギ達がなにやら話していた。
「姫さん、助けたはいいが、こっからは大変だぜ?連合、帝国・・・あんたの国にも味方はいねぇ」
「残念ですが事実です。殿下のオスティアも・・・いや、最新の調査ではオスティアの上層部が最も黒可能性も・・・」
まじかよ・・・アリカ姫の国がこの騒動の主犯格かもしれないって・・・じゃあアリカ姫は自分の国の人達に捕まったのか・・・。
「なぁ」
「なんじゃ」
「お前何時まで人の上に居る気だ?」
この幼女俺が話しに気を取られている隙に勝手に肩車を強行してきた。
「妾が満足するまでじゃ!」
「まじかよ・・・」
これは厄介な奴に目を付けられたかもしれない・・・
「やはりそうか・・・我が騎士よ」
「その我が騎士ってなんだよ!俺は魔法使いだぜ?」
「連合の兵ではないのじゃろ?ならば主は私のものじゃ」
「な」
それはまたビックリ理論だな、流石のナギも驚いて言葉が出ない。
「連合、帝国、我がオスティア。世界全てが敵と言うわけじゃな。じゃが・・・主と主の<赤き翼>は無敵なのじゃろ?こちらの兵はたった八人だが最強の
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