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ヘタリア大帝国
TURN141 石の謎その九

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「どうしたものだよ」
「だからだ、ここはな」
「俺だけの名前にしたんだな」
「そうさせてもらった」
「ならそれでいいぜ」
 イギリスは顔を元に戻して応えた。
「イングランドでな」
「ではな」
 こうして欧州組は全て決まった、五国目はというと。
 ソビエトだった、まずはカテーリンだが。
「タイフーンでいいだろうか」
「台風?」
「潜水艦でそうした名前にしていたな」
「うん、そうだけれど」
「それでいいと思ったが」
「あの潜水艦の名前は私がつけたの」
 そうしたとだ、カテーリンも答える。
「お気に入りの名前だけれど」
「そうだったのか」
「だからね」
 それでだとだ、カテーリンは言葉を選びながら東郷に話す。
「その名前でいいわ」
「よし、じゃあな」
 こうしてカテーリンの超戦艦の名前も決まった、続いてはロシアだった。
 ロシアにもだ、東郷はこう話した。
「ロシアさんの超空母はルーシーだ」
「うん、わかったよ」
 ロシアはにこりと笑って東郷に応える、
「それじゃあね」
「それでいいか」
「僕の最初の名前だったね」
「ルーシーがロシアになったんだったな」
「そうなんだ、だからね」
 それでだとだ、ロシアは温厚な笑顔のまま話していく。
「その名前でいいよ」
「そういうことだな」
「これで決まりだね」
 こうしてロシアも決まった、次はいよいよ太平洋の三国だった。
 リンファとランファ、中帝国の両翼に対してはというと。
「リンファさんは定演でだ」
「はい」
「ランファさんは鎮遠だ」
「懐かしい名前ね」
 リンファもランファもそれぞれ応える。
「まさかその名前が復活するとは」
「少し予想外だったけれど」
「しかしいい名前だからな」 
 東郷は二人に話す。
「これにさせてもらったのだが」
「ではそれで」
「いいよ」
 二人は微笑んで東郷に答える。
「別世界に入りそしてラムダス達を倒しましょう」
「そうしようね」
「そういうことでな、あと中国さんは」
 中国も見てだ、東郷は話した。
「中華だ」
「その名前あるか」
「超空母中華、それでいいか」
「いいあるぞ」
 中国も反論することなく東郷に答える。
「空母の運用には不安が残るあるが」
「それは安心してくれ、中国さんなら出来る」
 東郷はそのことには安心していた、それは中帝国が枢軸に加わってから空母を使ってきているからである。
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