第十七話
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た感じで俺に聞いてくる。
「ああ、出来ると思ってな。まあ、使いどころはあいつに任せてるけど」
『それではレーティング・ゲームを開始してください』
そしてリアス先輩とソーナ会長のレーティングゲームが始まった。
その後はまあビックリするような事がいくつかあった。
まず一つ目。
「ギャスパー……」
そう、ギャスパーである。あいつ食品広場でにんにくにやられて脱落したのである。
正直な話を言おう。バカである。
食品広場なんだからにんにくとかもあるに決まってるだろ。
そしてもう一つが……匙が一気に勝負に出たのである。
そう……祐斗の所に現れたのである。
「ん?なんで彼は神名君の前にいかなかったんだい?」
「多分ですけど……俺が教えたからではないでしょうか?ほら、俺ってなんだか人外扱いされてるし」
「人外扱いもなにも……人間界を押し戻した時点で人を止めてるでしょ?」
「ひどい……」
セラフォルーさんがそんな事を直球で言ってきたためちょっと傷つきました。
「多分それでですよ?」
木場SIDE
まさか彼がこっちに来るとはね……。
「やあ、匙君。神名君の方にいかなくてもいいのかい?」
「ああ、俺達全員の総意でお前を最初に倒すという事が決まってな」
なるほど……僕がイッセー君に鍛えられたという事が知らされているのかな?
「まあ、それでも負ける気はないけどね!」
僕はそう言って左手に鞘に収めている状態の聖魔剣を作り出す。
これを作り出すのに苦労したよ。
「日本刀?それでどうするってんだ?」
「匙君……手加減は出来ないからね?」
なぜなら僕も……正直制御が難しいんだ!
そう思い、刀を引き抜いた瞬間……僕の前には匙君の姿はなかった。
「……え?」
後ろで匙君の息を飲む音が聞こえてくる。
「くっ……やっぱり制御が難しいな……これを平然とやってのけたイッセー君はやっぱりすごいね……」
本当に……尊敬出来るよ。
「な、何だ……今の……?」
匙君は未だに信じられないといった感じで振り向いてくる。
「やっぱりまだ早さを加減出来ないね……この前のはやっぱりマグレか……」
僕はそう言ってからもう一度剣を鞘に入れる。
イッセー君が教えてくれた……。
『いいか、祐斗。雷切ってのは超高速で繰り出す居合切りの事だ。でもそのままじゃ意味がない。そこでこの力の出番って事さ』
彼はそう言って手のひらに電気を作り出した。
『電気?』
『ああ、電気だ。磁力って知ってるだろ?プラスとマイナスは引き合うけど……同じ極どうしは反発しあう。その反発の力を利
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