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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第十四話 ホテルでの一時
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アレックス。
ナオト「いつかアレックスに伝えたいことがあるんだ」
アレックス「伝えたいこと?」
ナオト「今はまだ、伝える勇気がないから言えない…でもいつか絶対言うから…」
アレックス「分かった。待っているよ」
ハイネ「かあ〜!!人が折角お膳立てしてやったのにそれかよ!!」
アレックス「ハイネ!?」
ナオト「見てたの!?いつから!!?」
ハイネ「おう、最初から最後までバッチリ」
ナオトが問い詰めるが、罪悪感ゼロの表情で宣うハイネ。
ナオト「最悪だよ…」
深い溜め息を吐きながらぼやくナオト。
ハイネ「そうそうお二人さん。俺、転属が決まったんだ。休暇明けからそっちに行くからよろしくな!!」
ナオト「はあ!?」
アレックス「ミネルバにか!?」
ハイネ「ああ、俺の部隊は解散。ゲイルとショーン達はジュール隊に行くことになった。」
アレックス「ああ、そうなのか…じゃあ、今まで部下達と…?」
ハイネ「…ん、ああ……」
ナオト「どうしたの?」
悲しげな表情をするハイネにナオトは尋ねる。
ハイネ「こないだの作戦で…部下が1人死んだんだ。」
アレックス「…そうか」
ハイネ「軍にとっちゃ、大した犠牲じゃない。けど…やりきれないな」
涙を流しながら笑うハイネにアレックスは何を言えばいいのか分からず閉口する。
ナオト「ハイネ…」
ハイネ「へっ…格好悪いぜ。俺達は軍人なんだ。軍の命令に従って敵を討つのが仕事だ。墜とされた奴がいても後ろを見ちゃいけない。終わるまでは前だけを見て進むしかない。けど、そんな感覚に慣れちまうのはごめんだな」
ナオト「………」
アレックス「…何か、ハイネが部下に慕われるのが分かる気がするな。」
ハイネ「あ?よく知りもしないのに何言ってんだお前?」
アレックス「いや、分かるさ。羨ましいよ」
ハイネ「んじゃあ、邪魔者は早々に去りますので、後は部屋でごゆっくり!!アレックス、ナオト。雰囲気に流されて頑張り過ぎるなよ〜?いくら俺達コーディネーターの出生率が低いって言ってもな。」
ナオト「っ!!な、な…っ!!?」
アレックス「え?」
意味を理解したナオトは顔を真っ赤にするが、アレックスは意味を理解仕切れなかったのか、疑問符を浮かべる。
ハイネ「お前も鈍いね〜。頑張り過ぎるとナオトに…ガキが出来ちまうぞ?」
アレックス「!?!?!?」
それで理解したアレックスも赤面する。
ナオト「よ、余計なお世話だよ馬鹿!!」
アレックス「さっさと帰れ!!」
赤面したアレックスとナオトがハイネに向かって叫ぶ。
アレックス、ナオト「「(まだ告白してすらいない
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